シリア・トルコに想いを馳せる時間

2023.07.13

私たちの知らないシリア・トルコの今

6月8日(木)に広島大学のミライクリエにて「私たちの知らないシリア・トルコの今」というイベントを開催しました!

JICAは、シリアで内戦が始まるまでJICA海外協力隊を派遣していました。
内戦が始まってからは協力隊の派遣をストップし、今でも派遣は止まっています。
今回登壇いただいたPiece of Syriaの中野さんはシリア隊員の一人です。
中野さんは、かつてのシリアは日本よりもはるかに安全で、多くのシリア人に恩返しできないぐらい優しさとおもてなしをもらったと話をしてくれました。
今、Piece of Syriaとして活動しているのも隊員時代の思い出があってこそ。
隊員時代にもらった言葉たちを胸に、支援を続けています。

今回、トルコから来日されたPiece of Syriaの現地パートナー/シリア人のウサマさんは、シリアにいたときから教師をしており、教育の大切さを紛争の経験を通してより実感したようです。
子どもが学校へ通えない期間が数か月続くと、学校に戻りにくくなる。
そのブランクが一人でも多くなくなるように、支援を続けています。
活動の詳しい状況については、団体のHPをご覧ください。

シリアは内戦で落ち着かない状況が続く中、今年2月に起こった地震の影響で更に混乱を抱えています。
イベント当日は大雨の中ではありましたが、かつてのシリアに渡航したことがある方、教育に興味がある方、中東に関心のある方など、学生さんを中心に30名を超える方にご参加いただき、シリアに対して思いをはせる時間となりました。

ウサマさん(右)とPiece of Syria代表の中野さん(左)

ご参加いただきありがとうございました!

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