<イベント報告・熊本>「くまもと国際協力連合会 2024春JICAボランティア帰国後活動報告会」を開催しました!

2024.03.08

発表の様子

3月3日、熊本に縁のあるJICAボランティアの帰国後活動報告会を「パレアの日」イベントにて開催しました。
当日は会場、オンラインあわせて約35人の方々にご参加いただきました。
今回は、ボランティアとして派遣されていた当時の話はもとより、帰国後その経験を活かしてどのような活動をされているのか、といった観点からもお話していただきました。

質疑応答で答える登壇者の伊藤さん、上村さん、堀さん(左から)

現在グローカルプログラム実習生として熊本市国際交流振興事業団で活動中の伊藤由香子さんは、これまでにモロッコ、ニカラグア、アルゼンチンの特別支援学校での活動経験があり、異文化の中で豊かな日本を再認識したこと、大きな家族で支え合う家族の絆を強く感じたことについてお話くださいました。多文化共生のために私たちができることとして、「違うことが当たり前だということを認識すること」だという言葉が印象的でした。

幼稚園教諭でカンボジアに派遣された堀真紀さんは、カンボジアでの経験を活かして、帰国後には幼稚園教諭をしながら「堀農園」でカンボジアからの技能実習生を受け入れられており、カンボジアでの縁が今につながっていることをお話くださいました。

青少年活動でボリビアに派遣された上村岳さんは、直近まで他のJICA海外協力隊経験者と共に能登地震ボランティア活動に参加されていたことから、避難所運営に従事されたことや熊本地震の時と共通の課題などが見られたことなどについてお話くださいました。少しでも被災者の心に寄り添い耳を傾けることが大切、というメッセージが伝わってきました。
会場ではJICA海外協力隊活動パネル等も展示し、終了後も登壇された3名への質問や、協力隊についての質問が多数寄せられました。
参加された方からは、「すごく刺激を受けました」「自分はどんな貢献ができるだろうと考えるきっかけになりました」といったお声をいただきました。

会場での展示の様子

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

(JICAデスク熊本 担当:尾上)

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