イベント「地球にやさしいを考えよう!」を開催しました!

#12 つくる責任、つかう責任
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2023.10.16

日本では10月の1か月をリデュース・リユース・リサイクル推進月間(3R推進月間)としています。10月7日に世界の環境問題や循環型社会をめざす取り組みについて知り、繰り返し使える蜜ろうラップ作りを体験するイベントを開催しました。さらに、イベントの最後に、わたしたちが普段の生活の中でできる「地球にやさしい」ことを考えました。

蜜ろうラップを作りました!

世界の環境問題について知ろう!

今回のイベントには小学生から大人まで幅広い年齢層の方々にご参加いただきました。
初めに、日本が行う国際協力の必要性について世界のごみ問題を切り口にクイズを交えながら説明しました。最近話題になっているプラスチックの海洋ゴミ。毎年約800万トン増え続けていることに参加者の皆さんは驚いているようでした。

選択問題の答えは何番?

カンボジアで環境教育!?聞いてみよう!

JICAは開発途上国でさまざまな環境に対する取り組みをしています。JICA海外協力隊には190以上の職種があり、その中に「環境教育」という職種がありますが、環境教育隊員が行う活動もその一つ。生ごみなどの有機物を微生物の力で分解発酵させて堆肥をつくるコンポストの普及をカンボジアでおこなった山田和輝さんに、竹かごコンポストの活動について写真を交えながらお話ししていただきました。お話の中では、異国の地で経験した葛藤やジレンマ、それを克服した先に見えたものなど、興味深い内容がたくさんありました。

参加者からは、「環境教育というのを初めて聞いたので、実際にどんなことをやっているのか、カンボジアのことを知れてとても勉強になりました」「山田さんのお話がドキドキ、ハラハラしました。自分だとしたら、異国の地でいろいろな課題をそんなに前向きに取り組んでいけるかな…と自分の仕事と重ねながら聞いていました」などの感想がありました。

オンラインでカンボジアでの体験談を聞きました!

蜜ろうラップを作ろう!

次は、いよいよお待ちかね、蜜ろうラップ作りに挑戦!蜜ろうラップは、はちみつの巣からとれるロウと布を使って作るラップで、繰り返し使えるエコラップと言われています。参加者の皆さんは、好きな布の柄を選んで、思い思いの形に布をカット。蜜ろうを布に載せて、アイロンで蜜ろうを溶かして完成です。アイロンを使うときは、大人も子どもも真剣な表情!ロウが溶ける状態をドキドキしながら見つつ、ゆっくりとアイロンを動かしていました。はじめて蜜ろうラップ作りを体験した参加者がほとんどで、「体験できてすごく楽しかった!」「必ず家で使います!」とあちこちから声があがっていました。

丁寧に蜜ろうを布に広げています!

「地球にやさしい」取り組みを考えよう!

今回のイベントのテーマは「地球にやさしい」を考えること。参加者の皆さんには、身近にできる「地球にやさしい」取り組みを、宣言シートに書いていただきました。「物の安さだけでなく長く大切に使えそうか考え、世界中のみんなが対等に暮らせる地球になるといいな」「買う前、使う前、捨てる前に考えるようにしていきたい」「不必要なプラスチック包装は勇気をもって断ります」などの言葉がありました。参加者の皆さんの「地球にやさしい」宣言は、なごや地球ひろばのコミュニケーションスペースに展示してあります。是非、なごや地球ひろばに見に来てください!

なごや地球ひろばでは、楽しみながら学べるイベントを今後も開催していきます。ご参加をお待ちしております。

わたしの「地球にやさしい」宣言!

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