名護市職員@サモアからの現地活動レポート!!専門家のとある一日を紹介します !

2023.11.21

沖縄県名護市から、「沖縄連携によるサモア水道公社維持管理能力強化プロ ジェクト フェーズ2」の専門家として、名護市職員の金城さん、有銘さんが10月21日からサモアへ渡航し、配水管理・漏水探知/修理・管路施工の技術指導の専門家として、約40日間活動を行っています。

サモアで専門家のお二人がどんな活動を行っているのか、彼らの1日の仕事の流れをご紹介します。

朝、サモア水道公社(以下、SWA)の無収水対策チームとのミーティングから一日が始まります。夜間に行った調査の結果をみんなで共有しながら、今後の作業予定について確認していきます。

その後事務作業を終えてお昼。
この日のお昼は事務所の近くで購入した鶏の丸焼きです!

午後は後現地調査へ向かいました。

活動しているサモアの給水地区において、無収水(料金に繋がらない水の割合)率を下げていくためには「漏水」箇所をみつけて、修繕し、また同じことが起こらないような対策を考えていく必要があります。

この日は①水道メーターをチェックし、②敷設されている水道管の位置を確認しながら漏水探知、③漏水箇所があれば直せるように作業確認などを行いました。

現場では、サモア水道公社の職員と一緒に行い、どうやって漏水を探知して修繕していくのか、どのような施工を行えば漏水を防げて、水を無駄にすることなく各家庭に水を届けることができるのか、現場を見ながら実践的な技術指導をしていきます。

現地における40日間の活動も、折り返しを迎えました。お二人に現地活動において感じること、残りの期間で取り組みたいことを伺いました。

(金城専門家:写真左端)
ウポル島およびサバイイ島にて現地の状況を確認してきました。引き続き無収水対策に向けSWA職員と情報共有しながら課題の抽出、提案及び研修教材の作成を行っていきたいと思います。

(有銘専門家:写真右端)
1年前にも短期専門家として活動し、今回2回目のサモアですが、去年より配水ブロックの構築や夜間調査体制など驚くほどに進んでいました。今後は、現場での新たな課題などに取組み、SWA職員と協力しながら活動していきたいと思います。

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