千歳市立みどり台小学校で異文化交流プログラムを実施しました!

2023.10.12

JICA研修員13名が訪問した異文化交流プログラムをレポートします!

学校の前で記念撮影

9月7日、ボリビアやエルサルバドル、コロンビアなど、中南米10か国から来日していた研修員が「千歳市立みどり台小学校」を訪問しました。

手作りの国旗を振って迎えてくれました!

研修員が体育館に入場すると、6年生の皆さんがそれぞれ手作りした研修員の国の国旗を振って迎えてくれました。研修員も密かに練習した日本語で自己紹介。ホンジュラスからの研修員レスリさんの職業「副市長」には、子どもたちから驚きの声があがっていました。研修員は、日本で専門的な技術を学ぶために来日している、開発途上国の行政官や技術者など、国造りを担うリーダーとなる方々です。 今回、学校を訪問したのは、道の駅による道路沿線地域開発を学ぶ研修コースの皆さんでした。

日本の「祭り」について発表中

子どもたちから手作りの名札をプレゼント、そして、和食や温泉といった日本文化や・千歳市の人気スポットなどを紹介をしていただきました。日本について知った後は、日本の伝統文化・遊びで交流です。

習字・折り紙・福笑い…9つのブースで日本文化体験!

児童手作りの福笑いはスペイン語で交流!

体育館後方には9つのブースが用意され、研修員がそれぞれのブースを回っていきます。けん玉、お手玉、こま、けんけんぱ、福笑い、あやとり、かるた、習字、折り紙。子どもたちがお手本を見せてくれます。福笑いでは、スペイン語を話す研修員たちに、子どもたちが「オホ(目)」「ナリス(鼻)」とスペイン語で伝えながらパーツを手渡していました。

苦戦する研修員が多い中、こま回し成功!

こま回しに成功していたのは、ペルーからの研修員テレさん。ペルーにも似たようなこま遊びがあるのだそうです。インターネットで調べてみると、世界各地で様々な種類のこまがありました。ペルーのこまはどんなこま?みなさんもぜひ、調べてみてください!

グアテマラの地図をプレゼントするミルサさん

楽しい時間はあっという間。研修員への質問タイムを経て、約2時間の交流が終了です。今回は、お土産を持って来た研修員がおり、地図やキーホルダーをプレゼント。後方に座る子どもたちから「グラシアス!(ありがとう)」という大きな声が飛び交っていたのがとても印象的でした。

大盛り上がりの異文化交流、千歳市立みどり台小学校6年生の皆さん、教員の皆さん、ありがとうございました。

異文化交流プログラムに興味をお持ちの教員の方へ

ブラジルからの研修員ルイスさんの書道には子どもたちから「上手!」との声が!

異文化交流プログラムは、JICAが学校現場における国際理解教育を支援する事業の一つです。国際理解教育・多文化共生への支援事業の一環として、地域の児童・生徒と、さまざまな開発途上国から来札しているJICA研修員、北海道内に在住している外国人との交流の場を提供するプログラムとなっています。英語などの語学習得が目的ではなく、外国人やその国の文化へ興味をもってもらい、交流を通じてコミュニケーション能力を培うことを目的としています。今年度は小・中・高、合わせて15校で、実施を予定しています。(今年度の応募は終了しています)

最後に全員で記念撮影

より詳しく知りたい方は、下記リンクから詳細をご覧ください。

2023年度JICA北海道(札幌)異文化交流プログラム

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