北海道国際協力フェスタ2023にブース出展を行いました

2023.10.30

北海道国際協力フェスタ2023「私たちはどう生きるか〜知ろう!学ぼう!今、世界で起きていること〜」が2023年10月21日(土)に札幌駅前地下広場(チ・カ・ホ)北3条交差点広場にて開催されました。
本イベントは道内の国際協力団体が集結し、来場者と一緒に世界に目を向けるイベントで、JICA北海道は北海道NGOネットワーク協議会に共催しており、アフリカ開発会議(TICAD)が1993年に立ち上げられ、本2023年が30年になることを記念し、アフリカxJICAをテーマにブース出展しました。
当日は約130名の方にJICA北海道のブースへご来場いただき、多くの方にアフリカや国際協力について知り、考えてもらえる機会となりました。

アフリカルタでアフリカを知ろう、感じよう

アフリカルタの塗り絵に熱中

アフリカルタは、JICA北海道センターが制作したアフリカの自然、生活、困難、希望など生の姿をカルタという日本の伝統的な遊びを通して、身近に感じてもらうための教具です。
ブースでは、アフリカルタの44枚の取り札の中から、好きな札の塗り絵を楽しんでもらいました。塗り絵をした取り札の読み句を通じて遠く離れたアフリカの人々の暮らしについて知り、その厳しさ、雄大さ、楽しさなど感じてもらう機会になりました。

ジオラマで感じるカッセーナ族の暮らし

アフリカのおうち面白いな

ブルキナファソとガーナに住むカッセーナ族の人々は独特の曲線をもつ、土で作られた住居で暮らしています。住居を細部まで再現したミニチュア(野外民族博物館リトルワールドより貸出)を展示しました。女性たちはおもいおもいのデザインの模様で家の壁を装飾するそうです。来場者には色々な角度からミニチュアを見てもらい、遠い国の暮らしを想像してもらいました。

水汲みって大変

バケツを持って何キロ歩けるかな

家に水道がなく、生活に必要な水を毎日運んでいる子どもたちの仕事を体験するため、実際に来場者に10kgのバケツをもってもらいました。余裕そうに持ち上げる子どもたちに「それをもってどのくらい歩けるかな?」の質問をすると大変さが伝わったようです。水を運ぶ労力とそれにかかる時間、学校に行けない子どもたちの問題について考えてもらう機会になりました。
国際協力に関心を持つ多くの市民の方、お子さんにご来場いただき、その想いや純粋な気持ちに刺激されたり、励まされた1日となりました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ