北海道真駒内養護学校高等部にて世界の民族衣装・展示パネルをご利用いただきました。

2024.01.24

JICA北海道では、「世界の民族衣装や展示パネルの貸し出し」を行っています。今回は、北海道真駒内養護学校高等部で民族衣装と展示パネルをご利用いただきました。利用報告が届きましたのでご紹介いたします。(以下、ご報告内容になります。)

真駒内養護学校高等部祭でSDGsの学習の成果を展示!

11月29日(水)より12月1日(金)に真駒内養護学校の高等部祭を行いました。JICA北海道よりお借りした民族衣装を着て、販売活動をしました。高等部祭に向けて、9月13日(水)の宿泊研修で「地球ひろば」を実際に訪問するなど、SGDsについての学習に取り組んできました。

宿泊研修でJICA北海道を訪問

宿泊研修の事前学習では、SDGsについての学習「つくる責任 つかう責任」の中でリサイクル・リユースについてみんなで考えました。短くなったクレヨンをマーブルクレヨンに作り替え、下級生に使ってもらったり、古い布を縫い合わせて旅行団の旗を作ったりしました。

宿泊研修当日は、「地球ひろば」で、SDGsについて調べ、世界の様々な国について学ぶことができました。民族衣装の試着コーナーでは、興味を持った衣装の国の名前を確認したり、お気に入りの衣装を着て撮影をしたりするなど、楽しみながら理解を深めることができました。
学校に戻ってからは、社会科の学習で水道のない国の暮らしについて学習し、自分たちにできることはどんなことかを考えて、ポスター制作にも取り組みました。

店名はMAKOCA(マコカ)

高等部祭では、作業活動で作ってきた製品の販売活動をすることになりました。お店の名前は真駒内養護学校とJICAを合わせて、『MAKOCA(マコカ)』にしました。

高等部祭当日は、全員で、借用したお気に入りの衣装を着て接客をしました。着用している衣装の国の言葉で挨拶すると、お客さんからは、「どこの国ですか?」と声をかけられて会話がはずみました。衣装を通じて、学習の取組についての話をする機会につながり、大変有意義な時間となりました。また、学習してきたことをポスターにまとめ、展示パネルと一緒に掲示して来客の皆さんに見てもらいました。

関連リンク:世界の民族衣装や展示パネルの貸し出し

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