市立札幌豊明高等支援学校にて世界の民族衣装をご利用いただきました。

2024.03.25

JICA北海道では、「世界の民族衣装や展示パネルの貸し出し」を行っています。今回は、市立札幌豊明高等支援学校で民族衣装をご利用いただきました。利用報告が届きましたのでご紹介いたします。(以下、ご報告内容になります。)

国際理解(選択教科)で様々な国の民族衣装から文化について学びました!



3月5日(火)の5・6時間目、市立札幌豊明高等支援学校にて民族衣装をお借りして授業を実施しました。JICA北海道から、コートジボワール、ウズベギスタン、ザンビア、セネガル、中央アフリカ共和国、ブルキナファソ、パキスタン、バングラディシュ、エジプト、サウジアラビアの計10ヵ国の民族衣装をお借りしました。

民族衣装の性質を考えよう!



事前に、着たい民族衣装の希望をとり、まずは希望した民族衣装を着用しました。日本とは大きく異なる服装に、「こんなの着たら動きにくいよ」「すごい柄だな~」など、民族衣装を見てすぐに感想を話していました。その後、民族衣装の交換をして、民族衣装によって素材や重さ、色合いなど様々な点において異なることに気付きました。そこで、「民族衣装によって、素材や重さ、色合いなどにどうして違いが生まれるのか」について考えました。

民族衣装を着てポージング!

各国の風土や文化について調べてみよう!

クロームブックで調べる様子



クロームブックを使用して、着ていた民族衣装の国の気候や食事、宗教などについて調べました。暑さや寒さ、乾燥や湿気など、気候の特徴によって衣装の厚さや素材が影響していたり、宗教の特性的に肌の露出を減らすために、生地が多くなっていたりすることを学びました。クロームブックで民族衣装について調べるのではなく、実際に本物に見て、着て、触れることでたくさんのことを感じ、考え、学ぶことができました。

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