茨城県から世界へ!!【茨城県】2023年度1次隊JICA海外協力隊 茨城県庁表敬・壮行会

2023.07.13

派遣国の国旗と共に記念撮影(写真左から舟生隊員、鈴木隊員、大井川知事、團野隊員、小関隊員)

大井川知事より、茨城県親善大使の委嘱状を贈呈

7月7日(金)、2023年度1次隊として任国へ出発する茨城県出身のJICA海外協力隊員4名が、大井川和彦茨城県知事を表敬訪問しました。

今回の2023年度1次隊の4名はタンザニア、ベナン、ザンビア、ボツワナと、みなアフリカの国へ派遣されます。隊員は一人ずつ任国で取り組む活動や途上国の課題解決に向けた自身の抱負を述べました。

新卒でJICA海外協力隊へ参加し、タンザニアに派遣される舟生健斗隊員は「何事にも貪欲にチャレンジしていきたい!」と力強い抱負を語りました。また、新型コロナウィルスの影響で派遣決定まで待機している間、保健師として経験を積み、派遣に備えていた團野千鶴隊員は、「ベナンの人々の健康や食生活管理に貢献し、特に女性や子ども障害者の力になりたい」と意気込みを述べました。

続けて、学生時代から開発途上国への関心を深め、JICA筑波が主催する「大学生・大学生向け国際協力理解講座」にも参加していた鈴木清香隊員は「大学で学んだ知識を活かし、ザンビアの稲作振興に貢献したい」と述べ、小関博隊員は「コンピュータ技術の知識と経験を活かしネットワーク管理やトラブルシューティング技術を普及しボツワナの発展に貢献したい」と抱負を語りました。

大井川知事からは、「日本とアフリカでは様々な環境が異なり苦労が多いと思いますが、現地の人々と協力しアフリカの発展に貢献してほしい。そして、今、日本も海外とのつながりが益々重要とされる中、ぜひ皆さんには任国で育むネットワークや経験を活かし、帰国後は茨城の発展に貢献してほしい。」と激励と期待のお言葉をいただきました。

また、表敬訪問に同行された茨城県協力隊を育てる会の鶴町様、小松崎様からも、「皆さん身体に気を付けて頑張ってください!」温かいエールが送られました。

その後、同日午後には茨城県青年海外協力隊を育てる会(以下、育てる会)主催の壮行会がJICA筑波にて行われました。壮行会が始まるまでの時間には、JICA筑波の施設見学や現在実施中の農業研修の講義を聴講するなどし、「JICA筑波は小さい時から何度も遊びに来ていました。協力隊として来られたことが嬉しいです」という声や、「こんな素敵な場所があるとは知らなかった」という声があがりました。

壮行会では、育てる会の役員、会員の方々や、JICA筑波で勤務中の協力隊経験者など約15名が集まり、アフリカへ飛び立つ隊員たちを激励する心温まる会となりました。
出発隊員からは、「協力隊の活動を活かして、地元に貢献したい」、「農業分野で国際協力に関わる仕事を目指したい」など、帰国後の活動も視野に入れた頼もしい言葉が飛び交いました。

隊員の皆さんが充実した活動をされることをお祈りするとともに、2年後、元気な姿で再び茨城でお会いできることを楽しみにしています!

【2023年度1次隊 茨城県出身JICA海外協力隊 4名】
<青年海外協力隊>
團野 千鶴 (龍ヶ崎市/コミュニティ開発/ベナン)
鈴木 清花 (つくば市/食用作物・稲作栽培/ザンビア)
舟生 健人 (高萩市/体育/タンザニア)

<海外協力隊>
小関 博 (稲敷市/コンピュータ技術/ボツワナ)
 
茨城県庁表敬同行者 
茨城県青年海外協力を育てる会 
監事 鶴町みち子  様
理事 小松﨑千恵子 様

JICA筑波の図書館で、派遣国の絵本を紹介!

壮行会。親子で協力隊に参加した、育てる会の久田OVらが同席

ベナンでの活動の意気込みを語る團野隊員。写真右はJICA筑波柴田次長

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