【報告】「SDGsを主題とした持続可能な社会づくりとアクティブラーニングを学ぶ」第1回国際理解教育実践セミナー開催!

2023.08.08

JICA筑波は、国際理解教育/開発教育の実践に関心のある方々を対象に国際理解教育実践セミナーを開催しました。国際理解教育/開発教育の基本や考え方を知り、授業の実践方法を学ぶセミナーです。今年度セミナーの全体テーマは「SDGsを主題とした持続可能な社会づくりとアクティブラーニングを学ぶ」です。NIED・国際理解教育センター代表の伊沢令子先生をファシリテーターに迎え、7月8日(土)、8月26日(土)の2回にわたり開催します。今回は7月8日に開催した第1回セミナーの様子をご紹介します。

第1回のテーマは「持続可能な未来のために、「知る」、「気づく」、「行動する」をつなごう!」

 セミナー当日は、SDGs学習や国際理解教育/開発教育に関心のある教員の方を中心に33名が参加しました。

 最初に自己紹介を兼ねたワークショップを実施。「世界がもし100人の村だったら」の統計データに沿ったアイスブレイクを行いました。
 その後は、まずは私たちが生きる社会全体のことを振り返るために、「世界」、「世界の中の日本」といった視点で、「誇り/残念に思うこと」を考えたり、既にある統計データをもとに自分自身が読みとったり、印象に残ったことなどを共有したりしました。
 また、SDGsについて理解を深めるために、何がゴールとして掲げられているのかを知り、それらを踏まえ「わたしたちがめざしたい未来は何か?」をテーマにグループワークを行いました。

 セミナーでは、国際的な課題やSDGsについて学びを深めるだけではなく、課題に対ししてどのようにアプローチしていくか、様々なアクティブラーニングの手法についても参加者自身がセミナー中のワークショップを通して体験することで実践的に学ぶことができました。

NIED伊沢先生の講義の様子

ワークショップの様子

ワークショップの様子

参加者の感想

・実際に自分が体験することで、実感を伴った理解につながりました。
・学びは、学ぼうとするのではなく、まずは周辺の状況を知ること。そして、そこから自分事に落とし込み、こうしなくては、という気持ちから解決につながるということがよくわかりました。
・参加型のワークショップの手法やファシリテーターの役割など、多くのことを学ぶことができました。

次回(8月26日)第2回国際理解教育実践セミナー

8月26日(土)の第2回のセミナーでは、教師海外研修でラオスを訪れた参加者の報告会と、引き続き、NIED・国際理解教育センター伊沢令子先生による「参加型で学ぶ! 国際理解教育『教材』と『プログラム』の作り方 」のワークショップを開催予定です。詳細はこちらをご覧ください。

第2回国際理解教育実践セミナー

2023年度国際理解教育実践セミナー概要
https://www.jica.go.jp/Resource/tsukuba/enterprise/kaihatsu/seminar/index.html

第2回国際理解教育実践セミナー チラシ

第2回国際理解教育実践セミナー チラシ

ラオス海外研修の様子

ラオス海外研修の様子

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