栃木県から世界へ!!【栃木県】2023年度2次隊JICA海外協力隊 が栃木県庁表敬訪問を実施しました。

2023.11.06

10月12日、2023年度2次隊として任国へ出発する栃木県出身のJICA海外協力隊員3名が、福田富一知事を表敬訪問しました。県知事との懇談では、一人ずつ任国で取り組む活動や開発途上国の課題解決に向けた自身の抱負を述べました。今回出発する3名は、それぞれガーナ、ペルー、セネガルで活動します。

ガーナに派遣される大山慧さんは、ケープコースト市のアブーマC小中学校に配属され、小学校高学年の児童へ算数・理科・ICTを指導する予定です。「緊張もしているが楽しみのほうが大きい。これまでの経験を活かして活動に取り組みたい」と意気込みを述べました。

ペルーの隊員となる小曽根敦成さんは、タララ郡役所の環境課に配属され環境教育の推進に取り組むにあたり、「同僚や地域住民と信頼関係を築き、同じ歩幅で活動していきたい」と語りました。

セネガルで活動予定の稲葉魁人さんは、ファティック市の職業訓練センターに派遣されます。現地では野菜栽培技術の指導に加えて、市場を意識した栽培・販売方法を検討、助言する予定です。「現場で求められている技術・知識を把握し、配属先にフィードバックしながら授業の質向上に貢献したい」と抱負を語りました。

福田知事からは、「各々の目標達成のためにも頑張ってきてほしい。隊員同士でも連絡を取り合ってください」とのお言葉をいただきました。

表敬後には、青年海外協力隊とちぎ応援団(以降、とちぎ応援団)主催の壮行会が、とちぎ国際交流センターにて行われました。壮行会では、とちぎ応援団役員、会員の方々や栃木県国際経済課、栃木県国際交流協会の関係者など約10名が集まり、隊員を激励しました。 とちぎ応援団の岸本卓也会長(下野新聞社取締役会長)からは「ラオスで活動する小山市出身の隊員は、現地でリトマス試験紙の代わりにバタフライピーを使用して理科の実験をしていると聞いた。こういった知識・経験の共有のためにも、ぜひ隊員同士で連絡を取り合って頑張ってきてほしい。」と激励くださいました。

隊員の皆さんが充実した活動をされることをお祈りするとともに、2年後、元気な姿で再び栃木でお会いできることを楽しみにしています!

【2023年度2次隊 栃木県出身JICA海外協力隊 3名(敬称略)】

福田知事と歓談(写真右から小曽根隊員、大山隊員、福田知事)

知事表敬での記念撮影(写真左から、国際経済課福田課長、JICA筑波睦好所長、とちぎ応援団岸本会長、小曽根隊員、福田知事、稲葉隊員、大山隊員、とちぎ応援団鈴木副会長)

とちぎ応援団壮行会での記念撮影

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