栃木県から世界へ!!【栃木県】2023年度3次隊JICA海外協力隊が栃木県知事を表敬訪問しました

2024.02.06

1月18日、2023年度3次隊として任国へ出発する栃木県出身のJICA海外協力隊員3名が、福田富一知事を表敬訪問しました。知事との歓談では、一人ずつ任国で取り組む活動や開発途上国の課題解決に向けた自身の抱負を述べました。今回出発する3名は、それぞれガーナ、パラグアイ、ベナンで活動します。

ガーナに派遣される芦澤和さんは、ボルタ州のアウドメ高等学校に配属され、ICT授業を受け持ち、同僚教員へ指導方法や教材等を提案します。「ガーナの服を着て、ガーナの食べ物を食べることでコミュニティに入りこみたい。そして、活動を通して日本とガーナの友好交流に貢献したい」と意気込みを述べました。

パラグアイの隊員となる斎藤ゆき乃さんは、カアグアス県の国家障害者人権庁コロネル・オビエド支部に配属されます。乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の患者さんに対して理学療法を行うほか、理学療法プログラムの見直し、改善や日本における理学療法の知見、技能を紹介します。「現地の人と共に改善案や処置方法を考えていきたい」と語りました。

ベナンで活動予定の具志梨紗さんは、ケトゥ市の福祉センターに派遣されます。現地では、女性や子どもなどの社会的弱者の生活改善を目的とした啓発活動、イベント等を企画実施するだけでなく、学校休暇中の児童向けプログラムの管理運営など、幅広い活動に取り組みます。「今までの知識、経験を活かして、地域に根差した支援体制を構築し、現地の人々が主体的に問題を解決できるように支援したい」と抱負を語りました。

福田知事からは、「気を付けて行ってきてください。一回り二回り大きくなって戻ってきてください」との温かいお言葉をいただきました。

知事表敬前には、青年海外協力隊とちぎ応援団(以降、とちぎ応援団)主催の壮行会が、とちぎ国際交流センターにて行われました。壮行会では、とちぎ応援団役員、会員の方々や栃木県国際経済課、栃木県国際交流協会の関係者など約20名が集まり、隊員を激励しました。
とちぎ応援団の岸本卓也会長(下野新聞社取締役会長)は「派遣される隊員の高い志を聞かせてもらった。体には十分気を付けて、活動してきてほしい」と激励くださいました。

隊員の皆さんが充実した活動をされることをお祈りするとともに、2年後、元気な姿で再び栃木でお会いできることを楽しみにしています!

【2023年度3次隊 栃木県出身JICA海外協力隊 3名(敬称略)】
芦澤 和  (小山市/PCインストラクター/ガーナ)
 基礎自治体表敬訪問の様子はこちら 表敬報告のFacebook記事
 
斎藤 ゆき乃 (塩谷町/理学療法士/パラグアイ)
 基礎自治体表敬訪問の様子はこちら 表敬報告のFacebook記事

具志 梨紗  (矢板市/コミュニティ開発/ベナン)
 基礎自治体表敬訪問の様子はこちら 表敬報告のFacebook記事

福田知事との歓談(写真左から、福田知事、芦澤隊員、具志隊員)

知事表敬での記念撮影(写真左から、JICA筑波高橋所長、国際経済課福田課長、とちぎ応援団岸本会長、具志隊員、斎藤隊員、福田知事、芦澤隊員、とちぎ応援団水沼副会長、JICA筑波高坂課長)

とちぎ応援団壮行会での記念撮影

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