常陸大宮市の小学生がJICA中部オフィシャルサポーターの空木マイカさんとJICA地球ひろばを訪問しました!

2024.02.29

2月24日に常陸大宮市の小学生25名が、JICA中部オフィシャルサポーターの空木(うつぎ)マイカさんとJICA地球ひろば(東京・市ヶ谷)を訪問し、開催中の難民企画展を見学しました!その後は、空木さんが取材で訪れた開発途上国のお話を聞いて、地球規模の課題や国際協力について学びました。

常陸大宮市は東京2020オリンピック・パラリンピックでパラオ共和国のホストタウンとして国際理解に関する取組を展開。その中でJICA筑波の国際理解教育/開発教育プログラムもご活用いただき、パラオ共和国との交流を育んできました。
今回はこれまで培ったパラオ共和国とのつながりを発展させ、「子どもたちにもっと世界に視野を広げてほしい」とJICA地球ひろばツアーを企画・実施しました。

常陸大宮市の小学生がJICA地球ひろばに到着すると、民族衣装を着たガイド役の「地球案内人」が常陸大宮市の小学生をお出迎え。最初のプログラムでは開発途上国や国際協力についてクイズを交えながら学びました。JICA海外協力隊の体験談では中央アジアのキルギスでの暮らしやボランティア活動についてお話を聞きました。

その後は難民企画展の見学へ。
「今日、あなたは難民になります」、「あなたは29才、女性、1歳の赤ちゃんを連れています」など、手に取ったパスポートに記載された条件設定のもと、自分の国から逃れ他国へ避難する難民の状況を疑似体験!決められた時間でスーツケースに必要なものを選んでパッキングしたり、実際の赤ちゃんと同じ重さの人形や荷物の詰まったリュックサックを背負って歩いてみたり、道中では様々な難しい選択に迫られました。難民疑似体験をした子どもたちは、空木マイカさんや友だちと一緒に感想をシェアし、「今」世界で起きている差別や紛争について考えました。

午後の部では、空木マイカさんがこれまでに取材に訪れたパラオ共和国をはじめ、ルワンダやエチオピアでの環境の話、取材中に見えた医療や教育現場の課題、解決のために行動することの大切さについて語っていただきました。子どもたちは世界地図を広げて国を辿りながらお話を聞きました。探究タイムではJICAの国際理解の図書や資料を活用し、子どもたち自身が行ってみたい国や取材したいトピックスを探りました。「パプアニューギニアに行っていろんな民族が参加して仲良くなるお祭り『シンシン祭り』を取材してみたい!紛争がなくなるヒントがあるかも」といった声もありました。

空木マイカさんは、「みんなはまだ子どもだけれども、実は子どもでも世界のためにできることは身近にたくさんある、これからも一人ひとりができること考えてどんどん挑戦してみてほしい」と参加した小学生へメッセージを贈りました。

難民企画展見学の様子

「避難するために荷物をつめていたところどうしてもカバンに入りきらない…ペットか貴金属、あなたならどちらを置いていきますか?」

空木マイカさんのトーク企画の様子

探究タイム「みんなの行ってみたい国はどこ?」

小学生の探究タイムをサポートする空木マイカさん(左)

空木マイカさん(中央)を囲んで、集合写真

空木マイカさん
JICA中部オフィシャルサポーターとして開発途上国を取材
NPO団体Greenjourney代表理事
GreenJourney – 30年後の未来へのヒントを求めて
空木マイカ|note
空木マイカさんがYouTubeでJICA地球ひろば難民企画展を紹介してくださいました!
2024年4月11日(木)まで開催中ですのでぜひ訪れてみてください↓
子どもと行きたい - YouTube
JICA地球ひろばの展示やイベント情報
JICA地球ひろば

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