日系社会研修員自らが執筆！栄ノリエ研修員の研修Diary
2023.07.03
5月17日（水）から開始している日系社会研修「日本の伝統的造園施工技術」コースに参加中の栄ノリエ研修員が、前職での広報経験を活かし「日本語で書きます！」と自ら記事を執筆しました。
皆さんはじめまして。コロンビアから来ました、栄 ノリエと申します。ノルテ大学で土木を勉強しました。過去に、日本に20年間住んでいました。当時の仕事の1つは、コロンビア大使館で広報・文化担当をしていました。
コロンビアに帰国してからは、若いコロンビア人に日本文化と日本語を教えています。私が住んでいるバランキーヤには、残念ながら日本の雰囲気を見ることができないので、私は日本庭園を造りたいと思い、この研修に参加しようと思いました。
その日本庭園には「Yume」と言う名前を付けます。Yumeでは、自然との直接的な触れ合いや、自分を見つめ直す機会の提供、おもてなしに基づいた忘れられない体験によって、顧客のニーズを満たすことを追求する高品質の農村宿泊サービスを目指しています。地元の伝統を間近で体験し、日本の文化に親しむ機会を提供し、そして、日系コミュニティの出会いの場になればと思っています。
5月から東京農業大学で日本の伝統的造園施工技術を勉強しています。鈴木貢次郎先生のご指導の下、3，4年生の生徒たちは主要な日本庭園で使われる材料（植物，無機物）、植物管理の意義と手法、庭園技術を習得しています。その他にも、毎日、面白い日本の話や文化・伝統的なことを習っています。研修修了までにYumeの日本庭園の設計図を作ることができればと思っています。
（左から）栄 ノリエ研修員、東京農業大学の鈴木 貢次郎教授、田中 悟准教授
浜離宮恩賜庭園にて。
浜離宮恩賜庭園にて。浴衣を着た人々と庭園の素敵な雰囲気は、Yumeでも実現させたいです。
東京都庭園美術館にて。
川崎市麻生区早野梅ヶ谷特別緑地保全地区へ鈴木先生と生徒の皆さんと行きました。
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