＜日系社会研修＞「和菓子を通じた日系社会活性化」、「改善と5S」、「在日日系社会と外国人支援団体の取り組み」の３コースが始まりました。
2023.07.03
2023年6月19日（月）、横浜センターが所管する日系社会研修3コース「和菓子を通じた日系社会活性化」、「改善と5S」、「在日日系社会と外国人支援団体の取り組み」の開始にあたり開講式が行われ、横浜センターの中根卓所長から歓迎の挨拶があり、研修員が自己紹介を行いました。
「和菓子を通じた日系社会活性化」、「改善と5S」は７月21日（金）まで、「在日日系社会と外国人支援団体の取り組み」は12月22日（金）まで、自国で抱える課題解決や中南米地域の日系社会と日本の連携に向けて研修に取り組みます。
―3コースの概要ー
１．「和菓子を通じた日系社会活性化」
ブラジル・アルゼンチン・パラグアイ・ボリビアから6名の研修員が参加しています。研修では約4週間にわたり、和菓子づくりの実習、和菓子店の視察などを行い、最後に習得
した和菓子の製造知識、自国における日本文化発信やイベントにおける和菓子の活用についてのアクションプランを作成します。
２．「改善と５S」
ブラジル・ペルー・コロンビア・ウルグアイから6名の研修員が参加しています。研修では約4週間にわたり、製造業における生産現場での改善手法や問題発見・解決手法に関する講義を受けた上で、実際の現場視察や生産管理演習（模擬生産）を行います。改善と5Sの考え方やリーダーシップについて理解を深め、自国で抱える課題を改善するためのアクションプランを作成します。
３．「在日日系社会と外国人支援団体の取り組み」
日系社会研修の中でも通称“日系サポーター”と呼ばれる研修で、ブラジルから1名の研修員が参加しています。研修では約半年間にわたり、研修先であるABCジャパンのスタッフとともに、外国人が多く暮らす地域の小中高校の見学や交流、各種イベントを行います。そして研修の最後には、在日日系人や様々な国からの在住者がどのような課題を抱えているか理解して、課題解決に向けたアクションプランを作成します。
この開講式の様子を動画にまとめました。 こちら からご覧下さい。（YouTube)
開講式の様子
参加者のみなさん
＼SNSでシェア！／
scroll