ウクライナ国オデーサ市国際局オクサナ・チェルノーヴァ副局長がJICA横浜を訪問

2023.11.21

ウクライナ国オデーサ市は、黒海に面した、文化の香り高く美しい港湾都市です。横浜とオデーサは、共に戦火による焦土の中から復興したこと、また国際港湾都市であることを縁として、1965年に姉妹都市提携を行っています。

ロシアによるウクライナ侵攻後、横浜市はウクライナからの避難民受入やオデーサ市への浄水装置、防寒着等物資提供に加え、未来を担う子供たちを横浜に招聘するなど、国際協力、国際交流活動を展開しています。

今回、横浜市の招聘により来浜したオデーサ市国際局オクサナ・チェルノーヴァ副局長がJICA横浜をご訪問されました。オデーサ市では攻撃により学校などの施設にも被害が出ていること、13万人を超える国内避難民の住居や教育、医療への対応が優先課題となっている現状の説明があり、横浜市、日本の皆さま、JICAの協力に対する感謝の言葉が述べられ、学生が平和への祈りを込めて手作りしたウクライナの伝統的人形(モタンカ)を寄贈して下さいました。

JICAは、復興計画の策定やインフラの復旧等、現在実施中の多岐の分野にわたる支援を迅速かつ着実に実現するため、2023年11月に首都キーウのウクライナ事務所を再開しました。JICAは今後も横浜市をはじめとするパートナーとともに、ウクライナの復興のため、支援を継続していきます。 

オクサナ・チェルノーヴァ副局長(写真右から4番目)と、記念品を受け取る大野裕枝JICA横浜所長(写真左から4番目)、冨岡典夫横浜市国際局国際協力部長(写真右から3番目)、及び横浜市とJICA横浜の面々

オクサナ・チェルノーヴァ副局長(写真右から4番目)と、記念品を受け取る大野裕枝JICA横浜所長(写真左から4番目)、冨岡典夫横浜市国際局国際協力部長(写真右から3番目)、及び横浜市とJICA横浜の面々

ウクライナの伝統的な人形、モタンカ。平和をもたらすお守りと信じられている

ウクライナの伝統的な人形、モタンカ。平和をもたらすお守りと信じられている

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