【実施報告】2023年度 教師海外研修 報告会(神奈川)

2024.03.05

2024年2月17日(土)に行われた「SDGs多文化CITYフォーラム」(関連リンク参照)において、JICA横浜主催「教師海外研修報告会」を行いました。当日は研修に参加した10名の先生方が研修の成果を発表しました。

2つのワークショップを体験

報告会は2つのパートに分けて行われました。まず、23年夏のブラジルでの研修で視察した国際協力の現場、訪問先の現地の学校の様子、そこでの児童生徒との交流、日系移民の方々との交流についてエピソードや写真とともに紹介しました。

その後、「多文化共生と移民」をテーマに研修参加者のブラジルでの気づき・学びから作成した2つの参加型学習教材を用いたワークショップを実施しました。

1つは「みんなで作ろうしあわせの村」というワークです。グループに与えられた村の条件から、より「しあわせ」になるために必要なものを検討します。このワークから、村によって必要とするものが違うことに気づき、また背景が異なる他者との共存(多文化共生)のために自分ができることを考えることができます。

10名の先生方

ワークショップ体験の様子

もう1つは、すごろくを楽しみながら日本からブラジルに渡った日本人移住者について学び、過去や現在の苦労や喜び、社会への貢献などを知ることができる「移民すごろく」というワークです。

当日参加いただいた方々と、ワークを通して、話し合いが盛り上がり、時間があっという間にすぎたようでした。「すごろくを楽しみながら現地の方の体験を学ぶことができるのはよい」「自分も実践してみたいと思いました」などの感想をいただきました。また、実際の学校現場での経験に基づく、改善案等もご提案いただき、有意義な時間となりました。


作成したワークショップや先生方の実践報告は、後日JICA横浜のホームページでも公開予定です。

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