課題別研修「住民主体のコミュニティ開発」が終了しました

2024.03.12

課題別研修「住民主体のコミュニティ開発」のプログラムが、2024年2月1日に始まり、3月5日に終了しました。今年度はジョージア、ガーナ、パキスタン、パレスチナ、シエラレオネ、南スーダン、タンザニア、ウガンダからコミュニティ開発分野の行政官8名が参加しました。また、横浜国立大学との連携事業として、コミュニティ開発を学んでいるインドネシアからの世銀留学生1名もオブザーバーとして受け入れました。

このコースは2009年に開始され、2022年を除き、毎年実施されています。一般社団法人あいあいネットにご協力いただき、プログラムでは徳之島などを視察し、実地での住民との対話における研修を含め、住民主体のコミュニティ開発に関し、ワークショップを通じ、幅広い知識の習得を目指しました。

研修員からは「我々行政官は住民から信頼されていないため、全ての開発事業において良いパートナーシップを築くことが大きな課題で、今回の研修から多くを学ぶことができた」などの感想が寄せられました。また「今回は村に行き、人々と対話しながら学ぶことができた」との感想も寄せられました。アクションプランの発表では、通常のパワーポイントのプレゼンテーションではなく、実際に帰国した後、コミュニティの住民と如何に対話するかというロールプレイを行い、帰国後の研修効果の実践が期待できる内容となりました。

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