原科先生、JICA環境社会配慮ガイドラインへの貢献が評価されRose-Hulman Awardを受賞

本機構の環境社会配慮ガイドライン異議申立審査役である原科幸彦千葉商科大学政策情報学部教授/東京工業大学名誉教授が、5月15日、国際影響評価学会(注1)の2013年総会(Canada Calgary)において、アジア人として初めてRose-Hulman Award(注2)を受賞されました。原科教授は本機構の環境社会配慮ガイドライン作成委員会の座長として、先進的な環境社会配慮の導入に尽力されました。同ガイドラインは、国際的に高い評価を受けており、原科教授のこの業績が今回の受賞理由の一つに挙がっています。

(注1)国際影響評価学会:IAIA:International Association for Impact Assessment
1980年設立。IAIAは世界のアセスメント研究と実践の中心学会で、120以上の国と地域からの会員により構成され、国連からも特別に認定された、この分野で最も権威ある団体である。

(注2)Rose-Hulman Award
IAIAにおける一連の賞の中で最高賞(premium award)と位置づけられ、個別分野や個々の地域での業績だけでなく、特に国際的な貢献が総合的に評価され、原則として毎年1名だけが選ばれる。