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理事長あいさつ・活動内容

あいさつ

すべての人々が恩恵を受ける、ダイナミックな開発を進めます

【写真】緒方 貞子2008年10月1日、新JICAが誕生しました。
日本の国際協力の歴史にとって画期的な出来事であり、関係者の皆様のご協力に感謝するとともに、新JICAの理事長としてその責任の重さを実感しております。

新JICAでは、これまで別々の機関が実施していた技術協力、有償資金協力、無償資金協力という3つの援助手法を一体的に運用することになり、開発途上国の人々のニーズにより応じた質の高い国際協力を実現することが可能になります。

新JICAは、「すべての人々が恩恵を受ける、ダイナミックな開発」(Inclusive and Dynamic Development)という新しいビジョンを掲げ取り組みます。
そしてこのビジョンを実現するため、(1)気候変動や水、食糧、感染症の問題などグローバル化に伴う課題や、(2)公正な成長と貧困削減、(3)途上国政府の政策・制度などガバナンスの改善、(4)人間の安全保障の実現といった4つの使命に取り組みます。

民族も宗教も性別も世代も超えて、すべての人々が自らの開発課題を認識し、それを解決するプロセスに参加し、その成果を享受する。新JICAは、そのような人々の主体的な取組みを効果的に後押しするとともに、貧困削減と経済成長が好循環を生み出す開発を進めます。

今回の統合を機に、新JICAはこれまで以上に地方自治体、大学、NGO、民間企業、そして国際協力を志す市民とのパートナーシップを推進し、日本と途上国との架け橋となるべく努力していきます。

人、モノ、資金、情報が国境を越えて大量かつ急速に移動する世界において、一国の問題が地球全体を脅かしうるという現実を、これまで以上に実感する機会が増えてきています。この相互に依存する“ひとつの世界”が健全に発展していけるよう、みなさまの理解と支持を得ながら、日本の国際協力のさらなる飛躍を目指し、共に歩んで参りたいと思います。

独立行政法人 国際協力機構
理事長 緒方貞子