帰国したJICA海外協力隊の報告

2023年10月に帰国した北陸出身のJICA海外協力隊からメッセージが届いています!

富山県

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教え子と一緒の内山さん(一番右)

内山 弘幸さん(海外協力隊/自動車整備/ウガンダ)

ウガンダの第二の街ジンジャ郊外にあるナイル職業訓練学校で15~20才位までの男女に自動車整備を教えてきました。初めのころは椅子に座れない、人の話を聞かない、勝手にどこでも行ってしまう、寝ているそんな生徒たちでした。それもそのはず、中には路上で生活していて小学校も出ていない、そんな生徒たちがボランティア団体の支援で入学することが出来た。活動はポランポラ(ゆっくりゆっくり)。そんな生徒たちもだんだん落ち着きを取り戻し、自動車整備の技術だけでなく、マナーも身に着けて、最終的には皆、卒業の資格試験に合格し社会へ出て行きました。

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子どもたちに折り紙を教える髙木さん(右中央)

髙木 そらさん(青年海外協力隊/幼児教育/エジプト)

エジプト・日本政府の協力の元作られた「エジプト日本学校」の幼稚園部に、2年間幼稚園教諭として派遣されていました!【遊びを通した学び】のアクティビティの提案・助言・協働という要請をベースに、現地の同僚と力を合わせ、子どもたちに楽しんでもらえる遊びを実践しました!

2023年9月に帰国した北陸出身のJICA海外協力隊からメッセージが届いています!

石川県

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ベトナムテレビの同僚とスタジオで撮影する山本さん(中央)

山本 岳人さん(青年海外協力隊/番組制作/ベトナム)

国営のベトナムテレビ番組制作アドバイザーとして日本語番組の原稿校正や取材のサポートをするかたわら、番組の広報にも力を入れました。その広報の一環で始めたTikTokは50万フォロワーを超え、ベトナムの若者たちと日々膝を交えて語り合う機会に恵まれました。日本とベトナムが外交関係を樹立してから今年で50年。諸々の課題にも目を向けながら、両国が「りくつな」関係になるよう、隊員経験の社会還元に努めます。具体的には10月に復職し、ベトナムに情報を届けたい企業や自治体を応援するお仕事に励みます。石川はもちろん全国の皆様、お気軽にお声がけください!

2023年3月に帰国した北陸出身のJICA海外協力隊からメッセージが届いています!

富山県

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子供たちにワークショップを行う谷内さん(中央)

谷内 知香さん(青年海外協力隊、短期派遣/青少年活動/ペルー共和国)

パンデミック前に8か月間活動していたペルー最南端の町タクナにある児童養護施設に、2年半ぶりに戻ることができました。現地で自分の帰りを待ってくれていた同僚や友達に支えられて今回無事に任期を終えることができました。少ない時間の中で子供たちと一緒に活動する時間を積極的に作り、関係を深めたことで、子ども子供たちの変化や成長を感じることができました。実は今回も12月末からは政情不安による首都避難を経験しましたが、どんな状況でも明るいペルーの人たちに助けられました。地球の反対側に自分の大切な場所ができました。Muchas Gracias!

石川県

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子供たちに囲まれお別れをする川畑さん(中央)

川畑 舞さん(青年海外協力隊/小学校教育/ナミビア共和国)

私は、ナミビア共和国のウサコスという町にあるエロンゴサ小学校に派遣されました。現地での生活は7割が楽しく、3割辛いこともありました。楽しかったことは、実際にナミビア共和国の子供たちに算数や情報、体育などの教科を教えたり、先生方と一緒に算数の指導改善に励んだり、毎週金曜日に地域の人とブライ(BBQ)をしたり、現地の人とたくさん関わることができたことです。辛かったことは、現地の人と「時間」「約束」「共有」の文化(感覚)が違っていたことです。ただ、それらの日々も今となってはよい思い出です。任地を去る時、学校の先生や子供たち、地域の人々が送別会を開いてくれて、私はみんなに支えられて、守られて、愛されてとても幸せだったと感じました。ナミビア共和国での経験は帰国後の生活や仕事に生かしていきたいです。

2022年12月に帰国した北陸出身のJICA海外協力隊からメッセージが届いています!

福井県

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教員向けに「ハノイの塔」のワークショップを行う山田さん(右端)

山田 進一郎さん(シニア海外協力隊、短期派遣/数学教育/コロンビア)

コロナ蔓延以前の1年半、コロンビアのマニサレス市にある国立職業訓練庁で数学教育向上に関わる活動を行っていましたが、突然、世界中のJICA海外協力隊が日本に帰国することになりました。私も帰国し戻れる日を待っていたところ、今年ついに現地に戻り、半年間活動することができました。職場の同僚達が再会を喜んでくれ協力してくれたおかげで、時間を有効に使って順調に活動できました。今回は、市内の多くの学校を同僚と訪問してワークショップを開くなどの活動を行ったことで、以前より生徒の様子をよく理解することができ、後任の活動を計画することもできました。地元の小中学校とオンラインで交流したときは職場の生徒は本当に楽しんでいました。ありがとうございました!

2022年6月に帰国した北陸出身のJICA海外協力隊からメッセージが届いています!

富山県

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前田 司さん(青年海外協力隊、短期派遣/冷凍機器・空調/パラオ共和国)

富山県から真南へ3000km、太平洋に浮かぶ小さな島国・パラオ共和国で「冷凍機器・空調」の技術指導に務めて参りました。今回はコロナで中断していた再派遣、職場は前回(大学)とは異なるパラオ政府下の公共事業局でした。同僚達はのんびり雰囲気が強めのallパラオ人体制、初めはどうなる事かと思いましたが「途上国あるある」ステップバイステップの毎日でした。順風満帆とはいかないにしても、確かな足跡は残せたと思います。また、今回は職場以外の様々な活動(日本語補習校やサッカーコーチなど)にも挑戦出来ました。短期間でありましたが十分充実した生活を送れたこと、皆様に感謝しています。Sulang(ありがとう)。