ウクライナ復旧・復興ニーズ説明会

掲載日:2023.12.06

イベント |

概要

会議名:ウクライナ復旧・復興ニーズ説明会
開催日: 11月30日(木)
主催: JICA(後援:JETRO)
場所:JICA本部(竹橋)

主な参加者

商社、メーカー、コンサルタントを中心に、研究機関及び経済関連団体等も含め約250団体、延べ約500名(対面及びオンラインのハイブリッド形式)

背景・目的

2022年2月の開戦以降、JICAは財政支援、無償資金協力、調査含む技術協力などを通じ、ウクライナの緊急対応、復旧・復興支援を実施していますが、停戦後を見据えた本格的な復興・復旧の実現や、持続的な開発に向けては、ウクライナ民間セクターの発展や外国企業の参画・投資等が重要となってきています。
これに関連して、日本の民間企業の皆様がお持ちの技術やサービスをウクライナの復旧・復興にいかに活かすことができるか、将来のビジネスチャンスにつなげていけるかを検討いただく契機として、JICAがこれまでの協力で得たウクライナにおける各セクターの状況やニーズについて共有する機会をもつべく、今回の説明会を開催しました。

内容

説明会では、ウクライナ支援の全体像及び各セクター(農業、インフラ・がれき処理、教育、保健、地雷・不発弾対策等)について被害状況や復旧復興ニーズの紹介がされたほか、ウクライナ起業・輸出促進機構から、ウクライナの経済状況に関する説明や日本からの投資を期待する旨の挨拶がありました。

また、JICAからは、今後新しく官民連携促進に向けて取り組む案として、①ウクライナ向け民間連携事業への取り組み方針案、②日・ウクライナ経済復興推進会議に向けたプレイベント案、③ウクライナ復旧・復興人材育成(日本国内)に向けた取り組み案(寄附金事業)について紹介するとともに、及び積極的な本邦企業からの協力の呼びかけを行いました。

(くわしくは、下記資料をご覧ください)

今回の説明会開催では、約250社延べ約500名の参加を頂き(対面及びオンライン)、ウクライナに対する日本企業の関心の高さが改めて伺えました。共有された情報をもとに、今後、日本企業の今後のビジネス活動展開の検討や計画立案に役立てて頂くことが期待されます。

【プログラム】
15:00~15:20 冒頭挨拶及びウクライナ支援の概況
15:20~15:35 農業分野
15:35~16:05 インフラ・瓦礫処理分野
16:05~16:35 質疑応答、休憩
16:35~16:50 ウクライナ起業・輸出促進機構の発表
16:50~17:05 教育分野
17:05~17:15 保健分野
17:15~17:30 地雷・不発弾対策
17:30~17:50 質疑応答
17:50~18:00 今後の事業に関するアナウンス

資料

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