林外務大臣と駐日大使団が駒ヶ根訓練所を訪問、派遣前のJICA海外協力隊候補者と懇談
2023.08.30
2023年8月24日（木）、林外務大臣は、6ヵ国（カナダ、ガーナ、ブラジル、ネパール、ベトナム、シンガポール）の駐日大使とともに、外務省「地方を世界へ」の長野県プロジェクトの一環で駒ヶ根青年海外協力隊訓練所を訪問し、同訓練所で訓練に参加する派遣前のJICA海外協力隊候補者と懇談しました。
（写真提供：外務省）
林外務大臣、各国駐日大使は訓練所到着後田中理事長に迎えられ、小林駒ヶ根訓練所長の案内で所内を視察しました。
視察後の懇談会では、冒頭、林外務大臣より2023年度2次隊JICA海外協力隊候補生に激励のお言葉をいただきました。その後、派遣予定国毎グループに分かれて懇談、隊員候補者から自己紹介と赴任する国での活動の抱負などを述べ、林外務大臣、各国駐日大使から協力隊参加の動機やこれまでの経験、訓練の様子などについてご質問をいただきました。隊員候補者は林外務大臣とは日本語で、各国駐日大使とは英語やポルトガル語を交えて懇談し、活発な意見交換の機会となりました。
訓練所内視察、小林駒ヶ根訓練所長による所内展示説明（写真提供：外務省）
林外務大臣と隊員候補者との懇談 （写真提供：外務省）
隊員候補者からは、「外務大臣に激励の言葉をかけていただき、身の引き締まる思いだった。感激しました。外務大臣や各国駐日大使と直接お話できるのは貴重な経験で、更に協力隊としての使命を感じる時間でした。」などといった感想が聞かれ、国の事業に参加する意識を再認識した様子でした。また、ブラジルに派遣予定の候補者からは「ブラジル大使とポルトガル語でお話しでき感激しました。」と、派遣に向けて、隊員候補者たちの意欲を高める貴重な機会となりました。
今回派遣前訓練に参加している2023年度2次隊のJICA海外協力隊候補者は、9月に訓練を終え、10月よりそれぞれの任国に派遣される予定です。
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