国際シンポジウム「多様化する世界とグローバル経済危機-開発途上国の諸課題と国際社会の役割」

掲載日:2009.07.13

イベント |

イベント内容

■シンポジウムのねらい

「リーマン・ショック」を契機とする欧米の金融危機はグローバルな経済危機へと発展し、その影響は先進国やアジアなど新興国のみならず、アフリカなどの後発途上国に対しても様々な影響を与えています。とりわけ後発途上国では、危機前の資源価格高騰によって高成長を遂げた資源国と経済活動・行政サービスが深刻に悪化した非資源国の両方が存在し、今回の危機の影響も異なると考えられます。

グローバル経済危機は、先進国・新興国、そして後発途上国にどのような影響を及ぼしたのか。また国際社会はその多様性を踏まえてどう対応すべきか。本シンポジウムでは、J.アダムス世界銀行副総裁、日野博之ケニア共和国首相府経済アドバイザー(神戸大学特命教授)をはじめとして、国内外の第一線の実務家・研究者を迎え、経済危機の多様な影響と今後の見通し、とりわけ後発途上国に突きつけられている喫緊の課題、国際社会の役割などについて意見を交わします。

■ 講 演

* リンダ・バン・ゲルダー(世界銀行 東アジア太平洋地域 貧困削減・経済運営分野 セクターマネージャー)

 (講演内容は調整中)

* 日野 博之 (神戸大学経済経営研究所特命教授/JICA派遣ケニア共和国首相府経済アドバイザー/JICA研究所特任研究員)

「経済危機と開発途上国:アフリカにおける課題」

■ パネルディスカッション

* グスタフ・ラニス (イェール大学名誉教授)

* 恒川 惠市 (JICA研究所長)

* カルティ・カニンガ (ナイロビ大学教授)(予定)

* フランシス・スチュワート (オックスフォード大学教授)

* 高橋 基樹 (神戸大学国際協力研究科教授)/モデレーター

※こちらもご覧ください。

申込み方法

電子メールで info@kobe-u-llc.co.jpに件名に「シンポジウム」、本文に参加希望者の名前と所属(または一般と記入)を明記して申し込んでください。

問い合わせ先

神戸大学経済経営研究所(RIEB) 電話:078-803-7060

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