JICA研究所公開シンポジウム「日本は世界の開発問題とどうかかわってきたか: ODA 60年の歴史の振り返りとポスト2015年開発アジェンダ」

掲載日:2014.11.20

イベント |

イベント内容

JICA研究所公開シンポジウム
日本は世界の開発問題とどうかかわってきたか: 
ODA 60年の歴史の振り返りとポスト2015年開発アジェンダ

1954年の日本のコロンボプラン加盟による政府開発援助(ODA)の開始から本年で60周年を迎えることを記念して、JICA研究所は公開シンポジウムを開催します。本シンポジウムでは、開発援助についての国際的な議論をリードしてきた有識者や、経験豊かな実務者の方々を国内外よりお迎えし、日本が行ってきた国際協力の60年を分析的に振り返るとともに、そこから教訓を引き出して、今後の日本そして国際社会全体が進めていくべき国際協力のあり方について議論します。ここでの発表の一部は、現在JICA研究所で進めている、日本のODAの歴史的分析に関する研究プロジェクト(その成果は来年、書籍として出版予定)に基づいています。

シンポジウムでは、オープニングセッションでの国内外の有識者による基調演説に引き続き、パネルディスカッション形式で議論を進めていきます。まず、日本のODAを歴史的、政治経済的な視点から比較・検証します。また、アジア諸国の開発援助の特徴についても議論します。さらに、日本の国際機関との関わりや、設立が構想されている新たな国際金融機関を含めた新興ドナーと、今後いかに生産的な協力関係を築けるかについても検討します。最後に、まとめとして、ポスト2015年開発アジェンダを念頭におきながら、日本を含む国際社会全体が国際協力をどう進めていくべきかについて議論します。

本イベントは11月20日(木)JICA市ヶ谷の国際会議場にて10時から18時半まで開催されます。政府関係者、開発実務者、研究者、外交団、国際機関、NGO、国際開発を専攻する学生の皆様をはじめ、多くの方々に幅広く議論に参加いただき、日本のODAや国際開発協力の未来について積極的な意見交換の場となることを期待します。

プログラムにつきましては、「関連ファイル」をご参照ください。

<お願い>
当日はビデオカメラ等の機材が設置され、撮影・録音が行われます。また、撮影した映像は当研究所のホームページ等にて、後日使用いたしますので、発言をされる際は予めご了承ください。撮影・録音に支障がある場合は、会場スタッフまでお知らせください。

申込み方法

下のお申込みボタンよりお申込みください。半日のみ参加される場合は、お申込み画面にて午前または午後を選択してください。

関連ファイル

問い合わせ先

JICA研究所(担当:会田、本田)
E-mail:ditas-rsunit@jica.go.jp TEL:03-3269-2959