【終了】セミナー「イノベーション・パラドックス:途上国の能力、遅れを取る技術活用」

掲載日:2018.03.26

イベント |

イベント内容

世界銀行が2017年10月に発表した報告書「イノベーション・パラドックス:途上国の能力、遅れを取る技術活用」(The Innovation Paradox: Developing-Country Capabilities and the Unrealized Promise of Technological Catch-Up)では、世界にあふれている膨大なノウハウや専門知識を開発途上国が積極的に導入し、イノベーションを推進することで経済成長が促進される可能性は極めて大きいものの、途上国の政府や企業はこうした知識ストックを活用するために比較的少ない資金しか投じていないと分析し、これを「イノベーション・パラドックス」と呼んでいます。

この度、同報告書の執筆者のウィリアム・マロニー世界銀行公正成長・金融・制度(EFI)担当チーフエコノミストの来日の機会を捉え、同報告書の主な論点を紹介するセミナーを開催します。

プログラム

あいさつ
北野尚宏 国際協力機構 JICA研究所 所長
西尾昭彦 世界銀行 公正成長・金融・制度(EFI)戦略・業務局長

講演
ウィリアム・マロニー 世界銀行 公正成長・金融・制度(EFI)担当チーフエコノミスト

討論
園部哲史 政策研究大学院大学 副学長
島田剛 静岡県立大学 准教授 JICA研究所 招聘研究員

講演者紹介

ウィリアム・マロニー 世界銀行 公正成長・金融・制度(EFI)担当チーフエコノミスト

1990年から1997年まで、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校教授(経済学)。その後世界銀行に入行し、2009年までラテンアメリカ・カリブ海地域担当チーフエコノミスト室リードエコノミスト、2009年から2014年まで開発経済総局(DEC)リードエコノミスト、世界銀行貿易・競争力担当チーフエコノミスト兼イノベーション・生産性グローバルリードを経て、現職。2011年から2014年までアンデス大学客員教授として、コロンビア政府のイノベーションと企業の改善のための取り組みにも従事。ハーバード大学で学士号を取得、コロンビアのアンデス大学で学び、カリフォルニア大学バークレー校で経済学博士号を取得。

申し込み

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問い合わせ

世界銀行東京事務所 大森
電話:03-3597-6650