国際シンポジウム「平和と発展に向けたアジアの制度構築:グローバル危機を乗り越えて」

掲載日:2009.08.28

イベント |

イベント内容

■ 開催趣旨

アジアは市場メカニズムを通じて事実上の地域統合を遂げ、世界の工場として発展してきました。しかしながら、多様性を有するアジアが、複雑な国際関係の中、平和的に更に発展するためには、政治的・文化的・宗教的対立多元性を考慮しながら、地域全体の政治経済制度を効果的に構築しなくてはなりません。
このような認識の下、Asian Peace Science Network (APSN)、JICA研究所と経済産業研究所(RIETI)は、「平和と発展に向けたアジアの制度構築:グローバル危機を乗り越えて」をテーマにシンポジウムを開催いたします。本会議では、現在の世界経済危機を踏まえ、アジア地域の平和と発展のため、地域全体の制度がどのように構築されるべきかについて、研究者、政策担当者、実務家の知見を結集し、活発な議論を行います。

■ プログラム

開会挨拶 13:00-13:25
 藤田 昌久(RIETI所長)
 恒川 惠市(JICA研究所所長)
 Walter Isard(コーネル大学経済学・地域科学名誉教授)

基調講演 13:25-15:50
 司会:
 藤田 昌久
 基調講演者:
 Hadi Soesastro(インドネシア戦略国際問題研究所上席研究員)
 河合 正弘(アジア開発銀行研究所所長)
 Yuyan Zhang(中国社会科学院アジア太平洋研究所所長)
 T.J. Pempel(カルフォルニア大学バークレー校政治学部教授)

休憩 15:50-16:05

パネルディスカッション 16:05-18:20
「アジアにおける制度的協力:世界経済危機を乗り越えて」
 モデレーター:
 恒川 惠市
 パネリスト:
 Min Gyo Koo (ヨンセイ大学公共政策学部准教授)
 梅宮 直樹(JICA 人間開発部 基礎教育第一課 調査役)
 V.N.Rajasekharan Pillai (インディラ・ガンジー国立公開大学副総長)
 John Ravenhill (オーストラリア国立大学太平洋アジア研究学院国際関係学科教授)
 山影 進(東京大学大学院総合文化研究科科長・教養学部長)

閉会挨拶 18:20-18:30

交流会 18:30-19:30

申込み方法

※応募者多数のため募集を締め切りました。
 たくさんのご応募ありがとうございました。

関連ファイル

問い合わせ先

ピース・サイエンス事務局(担当:金子、平石)
E-mail:jicari-seminar2@jice.org
TEL:03-3269-2968 FAX:03-3269-2421