第3回 青年海外協力隊(JOCV)研究セミナー 「海外ボランティア事業の国際比較——米英を中心に」
掲載日:2014.06.23
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JICA緒方研究所について
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第3回 青年海外協力隊(JOCV)研究セミナー
「海外ボランティア事業の国際比較——米英を中心に」
青年海外協力隊(JOCV)は、1965年に日本政府の事業として発足した海外ボランティア事業であり、これまでに世界の88ヶ国に4万人近い隊員が派遣されてきました。2015年には50周年を迎えます。この事業は、開発協力だけでなく、日本と途上国との相互理解、日本青年の育成という多様な性格を持ちあわせたユニークな事業ですが、その多面性ゆえに、一つの尺度や観点からの評価や理解が難しい面があります。
そこでJICA研究所は、様々な学問の観点から協力隊事業を分析し、理解するために、この研究セミナーを立ち上げました。これまでに、協力隊の歴史(第1回)、人類学から見た協力隊(第2回)というテーマでセミナーを開催しています。
今回の第3回セミナーは、海外ボランティア事業の国際比較に焦点を当てます。主に取り上げるのは、米国政府の平和部隊(Peace Corps)と英国のNPOが運営するVSO(Voluntary Service Overseas)です。これらの事業の目的、成果、組織、歴史について考察するとともに、JOCV事業との比較も行う予定です。
14:00-14:05
開会挨拶
北野尚宏 JICA研究所 副所長(予定)
14:05-14:15
趣旨説明
岡部恭宜 JICA研究所 主任研究員
14:15-14:45
「政府系ボランティア組織のパイオニア——米国平和部隊(Peace Corps)半世紀の歩み」
河内久実子 長崎大学多文化社会学部 戦略職員
14:45-15:15
「VSO研究——進化を続ける組織から学ぶべきこと」
松本節子 株式会社シーエスジェイ調査・企画部 業務主任
15:15-15:35
討論者によるコメント
澤村信英 大阪大学大学院人間科学研究科 教授
15:35-16:00
聴衆との質疑応答
16:00
閉会
ウェブサイト下段の「参加申込み」ボタンからフォームに必要事項をご記入の上、お申し込み下さい。尚、定員に達し次第締め切りとさせていただきますので、予めご了承下さい。
JICA研究所企画課 相川・高
e-mail:ditas-rsunit@jica.go.jp phone:03-3269-2959
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