【終了】CSIS-JICA研究所共同研究 「途上国の持続可能な開発と貧困削減に寄与する イノベーション(Transformative Innovation)」 第一年次研究成果発表イベント(東京)

掲載日:2016.06.08

イベント |

イベント内容

第四次産業革命と呼ばれる次世代の製造業や革新的技術の出現が、世界を変え、開発の在り方も変えるといわれています。また、システムレベルの変化を導くために重要な役割を担うのが、Transformative Innovationです。世界の変化を踏まえ、開発分野における提言を行おうと、米国戦略国際問題研究所(CSIS)とJICA研究所は、2015年7月、「途上国の持続可能な開発と貧困削減に寄与するイノベーション(Transformative Innovation)」をテーマにした二年間にわたる共同研究プロジェクトを立ち上げました。

第一年次においては、2015年8月に東京、9月にワシントンD.C.で有識者会合を開催、2015年12月にフィリピン、2016年2月にインドネシアで、ケーススタディを実施し、特に、「イノベーション・エコシステム」、「スマートシティ」に関連するJICAの取り組みを取り上げました。具体的には、フィリピンでは、青年海外協力隊の徳島泰氏が設立を推進したボホールの市民デジタル工房ファブラボ(Fab Lab) 、インドネシアでは、ジャカルタ都市高速鉄道システム(MRT)事業や、二国間クレジット制度(JCM)導入事業等を取り上げ、途上国において、Transformative Innovationをどのように主導していくのかについての提言を第一年次研究成果報告書としてまとめました。同報告書の発表イベントを6月1日、2日に米国ワシントンD.C.にて、6月8日に東京にて開催します。

プログラム

13:00-13:10 開会の挨拶 北岡伸一、JICA理事長
13:10-13:30 基調講演  小宮山宏、三菱総合研究所理事長、プラチナ構想ネットワーク会長、東京大学第28代総長

●セッション 1 : スマートシティ
13:30-14:45 パネルディスカッション
(ファシリテーター)北野尚宏、JICA研究所長
(パネリスト) Daniel F. Runde, Director, Project on Prosperity and Development, CSIS
(パネリスト) Setiaji, ST, MSi, Head of Jakarta Smart City Management Unit, Indonesia
(パネリスト) 小宮山宏、三菱総合研究所理事長、プラチナ構想ネットワーク会長、東京大学第28代総長
(パネリスト) 岡村久和、亜細亜大学都市創造学部教授
(パネリスト) 伊香賀俊治、慶應義塾大学理工学部教授
- 報告書についてのプレゼンテーション
- パネリストによるコメント
- Q&A

14:45-15:00 休憩

●セッション 2 : イノベーション・エコシステム
15:00-16:15 パネルディスカッション
(ファシリテーター)北野尚宏、JICA研究所長
(パネリスト)  Daniel F. Runde, Director, Project on Prosperity and Development, CSIS
(パネリスト)  田中浩也、慶應義塾大学環境情報学部教授
(パネリスト)  実積寿也、九州大学大学院経済学研究院教授
(パネリスト)  渡辺智暁、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター主幹研究員
(パネリスト)  徳島泰、FabLab Asia Foundation Board Member,
(パネリスト)  内藤智之、JICA国際協力専門員
- 報告書についてのプレゼンテーション
- パネリストによるコメント
- Q&A

<ご留意点 >
本セミナーでは、セミナーの様子を写真撮影いたします。撮影された写真は後日JICA及びJICA研究所のHPに掲載される可能性がございます。あらかじめご了承いただけますと幸いです。

問い合わせ

JICA研究所(担当:植松・本田)

電話:03-3269-2357 メール:ditas-rsunit@jica.go.jp

申し込み方法

このイベントは終了いたしました。

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