【終了】世界銀行、JICA研究所共催セミナー 「世界開発報告(WDR)2016:デジタル化がもたらす恩恵」

掲載日:2016.06.09

イベント |

イベント内容

「世界開発報告(World Development Report)」は、1978年以来、経済・社会・環境など毎年異なるテーマを取り上げて、課題分析と政策提言をとりまとめる世界銀行グループの主要報告書の一つです。今年1月に発表された最新の世界開発報告WDR)のテーマは「デジタル化がもたらす恩恵」(Digital Dividends)です。同報告書は、インターネットや携帯電話などのデジタル技術は途上国の間で急速に普及しつつも、成長の加速、雇用拡大、公共サービス改善などの恩恵は期待されたほどはもたらされておらず、世界人口の60%が今なお、拡大を続けるデジタル経済から取り残されていると指摘しています。そして、この問題を克服するためには、手頃な価格のオープンかつ安全なインターネットへのアクセス普及による情報格差の解消、デジタル化がもたらす企業間の競争促進、デジタル技術の普及と人材育成などを促進する戦略が求められると分析しています。

この度、ウェ・ディークマン世界開発報告(WDR)執筆担当共同局長がワシントンよりテレビ会議にて同報告書の主要な論点をご紹介し、戸堂康之・早稲田大学教授と会津泉・多摩大学教授にコメンテイターとしてご登壇いただくセミナーを開催します。

内容:
挨拶 塚越保祐 世界銀行グループ 駐日特別代表
講演 ウェ・ディークマン 世界銀行グループ 世界開発報告(WDR)執筆担当共同局長
*ディークマン局長はテレビ会議にてワシントンより参加します
コメント 戸堂康之 早稲田大学 教授、会津 泉 多摩大学 教授

<ウェ・ディークマン氏の紹介>
世界銀行開発リサーチグループに所属する経済地理学の専門家。「世界開発報告(WDR)2009:変わりつつある世界経済地理」主席執筆担当者。世界銀行入行以前は、国連環境計画、国連統計局に勤務。カリフォルニア大学サンタバーバラ校にて経済地理学・地域科学博士号を取得。

問い合わせ

世界銀行東京事務所・大森

電話:03-3597-6650 メール:komori@worldbankgroup.org

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