『アフガニスタンに平和の礎を-人々の生活再建に奔走する日本人たち-』出版記念セミナー:アフガニスタン支援の12年を振り返る

掲載日:2013.10.31

イベント |

イベント内容

JICAが過去に行ってきた事業の軌跡と成果を分析して書籍化する「プロジェクト・ヒストリー」シリーズ第7弾の出版記念セミナーをJICA研究所と地球ひろばと合同で開催いたします。

2001年以後のアフガニスタン復興のために現地で活動してきた多くの日本人の様子を紹介する書籍『アフガニスタンに平和の礎を:人々の生活再建に奔走する日本人たち』(JICA研究所アフガニスタン・プロジェクト・チーム著、丸善プラネット発行)が、今年6月に出版されました。

このセミナーでは、書籍の中にも登場するJICA関係者、コンサルタント、NGO職員のパネリストの皆さんから、現地での活動の様子をご紹介いただきます。復興支援の初期から長期間にわたってアフガニスタンを支援してきた4人のパネリストからの報告をお楽しみください。

講師:
川崎 正三氏(株式会社オリエンタルコンサルタンツGC事業本部 都市地域開発部プロジェクト部長)
【略歴】1977年海外のプラント設計を主とする建築設計事務所入社後、1985年中央開発、1987年PCI、2008年からは、オリエンタルコンサルタンツで通算35年以上にわたり一貫して海外のエンジニアリングコンサルタント業務に従事。開発計画・建築計画を専門とするも、人材育成・コミュニテイ開発など幅広い分野に活躍の場を広げてきた。その対象地域も、中近東・東南アジアを中心に太平洋地域・南米まで広がっている。特にこの10数年は、アフガニスタンなどのポストコンフリクト国における、ハード・ソフト両面にわたる案件にかかわることが多い。

柴田 裕子氏(特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム<JPF> 海外事業部部長)
【略歴】特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)にて2003年6月からアフガニスタンに赴任。2004年1月から現地代表。2005年5月からPWJ東京事務所海外事業部にて、南スーダン、スリランカ、イラク、ハイチ等における緊急人道支援事業を担当。2009年4月から海外事業部チーフ。2012年3月からJPFに勤務、同年6月から現職で、主にアフガニスタン・パキスタン、南スーダン、シリア、ミャンマー等における緊急人道支援に関し、加盟NGO、外務省等関係機関との調整業務、プログラム方針策定、助成スキームの見直しなどを担当。

磯野 光夫(JICA国際協力専門員<保健分野>)
【略歴】1980年東北大学医学部卒(医博)。大分大学医学部にて脳神経外科医としての勤務を経て、国際協力の分野に従事。2007年JICA客員専門員、2009年より現職。これまで約20カ国で、主に感染症分野、臨床医学関連分野の案件形・評価等に従事。2006年よりアフガニスタン結核対策プロジェクトリーダーとして、毎年7ヶ月程度現地業務を行ってきている。

嶋田 晴行(JICA南アジア部南アジア第二課 企画役<アフガニスタン担当>)
【略歴】2006年6月から2008年7月までJICAアフガニスタン事務所所員としてカブールで勤務。その後、JICA研究所、神戸大学大学院国際協力研究科特命准教授を経て現職。同志社大学アフガニスタン平和・開発研究センター客員上級共同研究員を兼任。著作に『現代アフガニスタン史-国家建設の矛盾と可能性』(明石書店)など。

進行:室谷 龍太郎(JICA研究所 研究員)

対象:ご興味のある方はどなたでも

定員:90名(先着順)

参加費:無料

申込み方法

下記問合せ先まで、電話またはEメールにてお名前、ご連絡先をお知らせのうえ、お申込みいただくか、または地球ひろばウェブサイトからお申込ください

問い合わせ先

JICA地球ひろば 地球案内デスク
電話番号:0120-767278
Eメール:chikyuhiroba@jica.go.jp