公開シンポジウム「戦後日本における対外経済協力の原点」<共催:JICA研究所・東京大学東洋文化研究所>

掲載日:2010.07.08

イベント |

イベント内容

日本経済が逼迫する中で、なぜ日本は援助をするのかという根本的な問いが浮上しつつある。この問いに答えていくには、そもそも援助が日本の復興に果たした役割を理解しなくてはならない。本シンポジウムでは科研費「戦後日本の被援助・開発経験の相互作用的研究:1950年代を中心に」(研究代表者:佐藤仁)の中間的な成果を提示し、「援助をもらいながら援助を出す」という特異な経験を経てきた日本援助の源流に迫る。同時に、単なる歴史認識としてではなく、今日の中進国による援助の在り方、あるいはこれからの日本援助の方向性について示唆を得ることを目指す。

問い合わせ先

JICA研究所 企画課 志賀
電話:03-3269-2357