No.9 世界人道サミットの帰結-これからの人道支援はどう変わるか

  • #開発協力文献レビュー

現在の人道危機は複雑化・大規模化・長期化の一途を辿っており、効果的な人道支援の実現が喫緊の課題となっています。こうした課題の解決を目指して、2016年5月に史上初の世界人道サミット(World Humanitarian Summit)が開催されました。サミット開催前に公開した『開発協力文献レビュー』第5号では、サミットの議題である「5つの核となる責任」の内容を整理した上で、開発アクターにとっての政策的含意について論じました(宮下 2016)。今号では、サミットの開催を受けてどのような成果が得られたのか、またこれからの人道支援がどう変わるかについて考察します。

著者
宮下 大夢
発行年月
2016年10月
開発課題
  • #平和構築