モンバサ港開発事業(Mombasa Port Development Project)

  • 種別:有償資金協力
  • 案件名:モンバサ港開発事業(Mombasa Port Development Project)
  • 実施地域:コースト州モンバサ市
  • 協力期間:2007年11月〜2015年10月
  • 実施機関:ケニア港湾公社
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現在のモンバサ港コンテナターミナル

東アフリカ地域最大の国際港湾であるモンバサ港は、ケニア貿易の拠点であるとともに、内陸国(ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ等)にとっても物流の生命線としての重要な役割を担っています。2003年以降のケニア及び東アフリカ地域経済の安定成長に伴い、モンバサ港における貨物取扱量は増加の一途を辿り、年間45万TEU(注1)のコンテナ取扱能力に対して2010年には69.5万TEUに到達、荷役を待つ船舶の海上滞留や、荷卸されたコンテナが長期間存置される等の問題が生じています。

ケニア政府が同港拡張を最重要事業として位置づける中、本事業は、大規模なコンテナ船が接岸可能なコンテナターミナルを新たに建設することで、その取扱能力を120万TEUにまで引き揚げるもので、国内外から大きな期待が寄せられています。

(注1)TEUは、20フィートコンテナ個数に換算した貨物量。