インフラ・開発省による「土のうを活用した未舗装道路整備研修」

ブルキナファソ国インフラ・開発省とJICAブルキナファソ支所は、2024年2月19日～24日まで、ワガドゥグにおいて、民間企業・非政府組織・市民団体を対象とした「土のうを活用した未舗装道路整備研修」を実施しました。

インフラ・開発省は、「土のうを活用した未舗装道路整備」を進める上で、未舗装道路整備に取り組むパートナーである民間企業・非政府組織・市民団体の能力向上が必要と考え、本研修を実施したものです。

本研修は、2023年11月に実施した「課題別研修「道路維持管理（E）」フォローアップ協力」により、NPO法人道普請人ルワンダ事務所の所属エンジニアのお二人より技術指導を受けたブルキナファソ国インフラ・開発省の職員4名が研修講師となり、研修を実施したものです。6日間の研修期間中に、約50名が参加し、土のうを活用した未舗装道路整備手法を学びました。

本研修では、ブルキナファソの治安状況により国内からワガドゥグに退避してきた国内避難民のサイト、及び、小学校が隣接するワガドゥグ市内でも交通需要が高い道路を研修サイトとして選定しました。雨季には土がえぐられ、水が溜まり通行止めになってしまう状況を改善するため、出席者は研修を通じて技術を学びながら、道路の整備を実施しました。

今後は、インフラ・開発省・民間企業・非政府組織・市民団体が自ら学んだ知識・技術を生かしてブルキナファソの未舗装道路整備に取り組むことが期待されます。