ブルキナファソにおけるデジタル技術を活用した国内避難民登録

2024.03.26

ブルキナファソ国家緊急支援・再建評議会は、2024年3月11日~22日まで、中央北部州カヤにおいて、60名の国内避難民登録調査員を対象とした「デジタル技術を活用した国内避難民登録研修」を実施しました。

ブルキナファソ政府は、我が国企業が開発し、生体認証を活用した国内避難民登録アプリケーション(生体認証、電子様式、データ収集、データ同期、加工保存、データベース化)導入を2023年12月に決定しました。

「デジタル技術を活用した国内避難民登録研修」は、生体認証を活用した国内避難民登録アプリケーションの使用・操作方法、登録手法について、国家緊急支援・再建評議会が、中央北部州で国内避難民登録を実施する調査員に対して技術指導を行ったものです。

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研修参加者

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操作方法を学ぶ国内避難民登録調査員

同アプリケーションを使用し、2023年3月末時点で、200万人(ブルキナファソ政府統計)を超えると(同国人口の約10%に相当)発表されている同国の国内避難民が登録されることにより、ブルキナファソ政府が有する国内避難民のデータの正確性が向上し、ブルキナファソ政府・人道支援機関・開発協力機関が提供する物資やサービスが国内避難民に確実に届けられるようになることが期待されます。

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