JICAインドネシア事務所主催~日尼国交樹立65周年記念シンポジウム~「Next Generation Leaders Seminar Connecting Indonesia and Japan」を開催

2023.11.30

若い世代のリーダーが二国間関係の将来展望について議論

2023年11月15日 - JICAインドネシア事務所は、日本とインドネシアの国交樹立65周年を記念したシンポジウム「Next Generation Leaders Seminar Connecting Indonesia and Japan」をジャカルタ市内で行いました。このシンポジウムでは、将来の二国間関係を担う政産官学の各分野において日尼両国に関係の深い方々をパネルに招き、両国の協力関係の在り方や二国間関係の発展に向けJICAへ期待される役割について意見交換を行いました。

シンポジウム開会にあたり、金杉憲治在インドネシア日本国大使と、バスキ公共事業・国民住宅大臣による来賓挨拶では、これまでの日尼関係においてJICAが果たしてきた役割や主な協力への謝辞と、今後の期待について述べられました。

続いて、相澤伸広 九州大学比較社会文化研究院准教授がモデレータを務めたテーマ1「大国の道を歩むインドネシアと日本との今後の関係の在り方」に関するパネルディスカッションでは、65周年を迎える日尼関係の歴史を踏まえ、医療・雇用・エネルギー転換・気候変動・脱炭素といった分野に焦点を当てながら、インドネシアが抱える課題の中で、両国の官民両セクターにおいて協力可能性のある分野として、雇用関連規制の調和化、海外直接投資、川下産業の強化、エネルギー転換などの議論が深められた。

その後、テーマ1の議論を踏まえ、本名純 立命館大学国際関係学部国際関係学科教授をモデレータとしてテーマ2「二国間関係の発展に向けJICAに期待される役割」のパネルディスカッションが行われました。ここでは、各パネリストの専門分野から見たインドネシアの課題を踏まえ、両国の大学間協力、人材交流や民間投資促進、スタートアップ支援などにおいて、JICAに期待される役割について意見交換を行いました。

本シンポジウムには、日尼両国においてJICA との協力関係の深い省庁や大学、日系企業などから、合計約200名に加え、オンラインでのライブ配信でも150名が参加し、参加者からもインドネシアと日本の協力の重要性や提言など積極的な発言が行われました。
JICAはこういった機会を通じ、今後の二国間の架け橋となるリーダーを繋ぎ、二国間協力の促進に努めていきます。

画像

パネリストの集合写真
(出所:JICA)

画像

テーマ1のパネルディスカッション
(出所:JICA)

画像

テーマ2のパネルディスカッション
(出所:JICA)

本件に関するインドネシア国内問合わせ先

担当

JICAインドネシア事務所担当 伊藤
TEL: (62-21) 5795-2112 (ex.429)
E-mail:Ito.Hideki@jica.go.jp

副担当

JICAインドネシア事務所広報担当 プトリ
TEL: +62-21-5795-2112 (ex.222)
E-mail:putrisiahaan.in@jica.go.jp

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ