JICAが支援するインドネシア初の廃棄物発電PPP事業を住友商事が主導するコンソーシアムが落札

2023年8月9日、西ジャワ州で開催された西ジャワ投資サミットにおいて、同州で計画されているレゴックナンカ廃棄物発電事業の落札者が発表され、住友商事が主導し日立造船、Energia Prima Nusantaraが参画するコンソーシアムに対しリドワン・カミル西ジャワ州知事より、落札通知書が手渡されました。

JICAは本事業に対し、日本の環境省や国際金融公社（世界銀行グループ）と共に、西ジャワ州政府向けにトランズアクション・アドバイザリー（事業組成・入札補助）による支援を通じ、インドネシア初となるPPP廃棄物発電事業の組成に向けて取り組んできました。

本事業は、西ジャワ州内で収集したごみ（約2,000トン／日）を民間事業者が建設・運営する廃棄物発電設備で焼却・発電するものです。深刻化するごみ処理問題の改善に加え、インドネシア政府が掲げる2060年までの脱炭素化にも貢献します。

JICAは、本事業の実現に向け、ファイナンシャル・クローズまで引き続き西ジャワ州政府を支援する予定です。

JICAインドネシア事務所担当　柳生
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