日本の算数授業の様子を紹介 ~JICA海外協力隊による教員研修~

2024.02.05

パプアニューギニア派遣のJICA海外協力隊による日本式の算数授業を学ぶ研修会が、1月24日、セントラル州ヒリコイアリ郡のソゲリ小学校で開かれました。

より良い授業を共に創っていこうと、研修会には郡内の教員およそ30名が参加しました。戸髙隊員(小学校教育)は日本の支援により策定されたパプアニューギニア初の国定教科書(算数)を活用して授業を行うことの大切さと実際に授業での活用ポイントを伝えると共に、日本式の算数授業を参加者に体験してもらいました。

参加者は、児童が数の概念(10の合成・分解)を理解しやすくするために「ペットボトルのキャップ」を使った授業手法や児童たちのモチベーションを引き出す方法を、実際にキャップを動かし、体験することで、これまでの授業と日本式の授業の違いを感じているようでした。

算数の授業では、指を数えたり、紙に線を引いて計算する児童が多く、研修を行った戸髙隊員は「児童が数の概念を理解することで、頭のなかで計算できるようになり、算数の成績は向上するでしょう」と話していました。研修に参加した小学校教員は「ペットボトルキャップを使った算数の授業を実践してみたい」と話していました。

JICA海外協力隊による研修は今後も続きます。

【画像】

参加された先生たち

【画像】

講師の戸髙隊員

【画像】

参加者のメモと隊員手製の教具

【画像】

研修会の様子

【画像】

ペットボトルキャップを利用して、数の概念習得の授業方法を紹介

【画像】

ペットボトルキャップを利用して、数の概念習得の授業方法を紹介

【画像】

児童のモチベーションをあげる手法を共有

【画像】

自分の体を使って(歩幅)長さのイメージをもってもらう。

【画像】

自分の体を使って(歩幅)長さのイメージをもってもらう。

【画像】

当日の板書

【画像】

当日の板書

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ