新隊員が活動を開始しました!(2023年度2次隊)

2023.12.14

2023年10月15日にザンビアに到着した波田野陸隊員(配属先:ザンビア大学、職種:日本語教育)が任地配属先での活動を開始しました。

ザンビアの印象

私の活動の場であるザンビア大学の近くには大きなショッピングモールがあり、よく行くのですが、休日など特に客が多いときは物乞いや商品をレジ袋に詰めるのを手伝って募金活動をするNGOの子どもなどを見かけます。彼らからしたら一週間分の食糧を買い込んでいる私はとんでもなく贅沢をしているように見えているのだろうなと想像してしまい、少し心苦しくなります。ザンビアの首都ルサカでは、日本の庶民的生活とさほど変わりない暮らしができると思いますが、それでも自分の様に買い物ができる人はこの国ではかなり恵まれているほうなのだな、と意識させられます。ちなみに、レジでは店員さんが座って作業しているのには安心しました。日本ではなんで立たされているのだろうといつも疑問に思っていましたから。

志望動機

私が協力隊に応募したのは、海外で日本語教育の仕事をしてみたかったからです。東京の日本語学校で5年以上留学生に日本語を教えていたのですが、海外での生活の経験のなかった私は、彼らが外国である日本で頑張っている姿に触発され続け、いつしか日本の外で暮らしてみたいと思うようになりました。また、私が教えていた留学生たちの多くは途上国から来ていて、経済的に厳しい状況に置かれている人も少なくありませんでした。協力隊に応募したのにはそういうことも関係があるのかもしれません。

要請内容

ザンビア大学では日本語の正課講座と公開講座を担当することになっていますが、今は学期休みなので教材の作成など新学期に向けて講座の準備をしているところです。また、これまでこの大学で日本語教育を推し進めていた方は長期の休暇に入られており、正課講座に関しては学期明け以降に活動の詳細を話し合うことになりますが、公開講座のほうは駐在している北海道大学アフリカルサカオフィスのスタッフの方々が中心となりボランティアで運営していらした講座を受け継ぐ形になると思います。何やら授業以外のところでも大変なことになりそうな予感がしますが、手探りで頑張っていきたいと思います。

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ひたすら広い大学構内

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大学入り口

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