地方政府改革プログラム II(LGRP2) バスケットファンド

  • 種別:貧困削減支援無償資金協力
  • 案件名:地方政府改革プログラム II(LGRP2) バスケットファンド
  • 協力期間:タンザニアの2011/12年度(2011.7〜2012.6)
  • 実施機関:首相府地方自治庁

地方行政は、日本が重点セクターに位置づけている農業、インフラ分野における協力とも緊密に結びついている分野であり、急速な地方分権化が進められているタンザニアにおいて、国民への公共・福祉サービスの向上の観点から極めて重要な分野です。タンザニアの地方政府改革プログラム(LocalGovernment Reform Programme)は、地方分権化のための制度構築及び地方自治体の能力向上を目的として2000年に立ち上げられ、政府とドナーが共同で設立したコモンファンドによって運営されてきました。

2008年6月に第一フェーズが終了し、一年間の移行期間を経て、第二フェーズが2010年から開始されています。日本は、地方部での貧困削減のため、このプログラムへの積極的な支援が必要であるとの考えから、2009年度から毎年0.5億円を拠出しています。