ダルエスサラーム都市交通改善能力向上プロジェクト

  • 種別:技術協力プロジェクト
  • 案件名:ダルエスサラーム都市交通改善能力向上プロジェクト
  • 対象地域:ダルエスサラーム
  • 協力期間:2010.12-2012.12
  • 実施機関:首相府地方自治庁
【写真】

ダルエスサラームにおける深刻な交通渋滞

交通渋滞が深刻なタンザニアの最大都市ダルエスサラームの道路整備支援は、1980年のセランダー橋建設に始まり日本が長きに亘って協力をしてきています。ダルエスサラームの交通円滑化のために、1990年、1995年と道路開発に係る調査を実施し、直近では2008年に総合都市交通体系調査を実施しました。本プロジェクトは、2008年の調査結果を踏まえて形成されたものです。

このプロジェクトでは、都市交通に関係する自治体、道路公社、交通警察といった機関が相互の活動計画を調整する能力を高めることにより、各活動の優先順位付けを行い、効率的・効果的に交通渋滞緩和に寄与することを目指しています。定期的に関係機関の代表者が協議を重ねるとともに、交通需要予測ソフトの活用能力向上、より上位の都市交通政策作りへの貢献も行っています。

交通行政、交通計画、交通需要予測/データベース管理などの6名の専門家が活動しています。