「マグロ漁業の近代化のための漁獲技術及び資機材の普及・実証事業」クイニョン港オープニングセレモニー開催

2015年10月31日

10月31日(土)に標題のイベントが無事に執り行われましたので報告申し上げます。
サン国家主席も参加され、式典ではツナショッカーを搭載した25隻の漁船の紹介、山田実業株式会社の山田氏(代表取締役)によるツナショッカーの取り扱い方の指導なども行われました。 JICAは、中小企業海外展開支援の一環で、加藤均総合事務所【大阪府】、山田実業株式会社【大阪府】がベトナムで実施中の「マグロ漁業の近代化のための漁獲技術及び資機材の普及・実証事業」を支援しております。

ベトナムは、世界第3位のマグロ類輸出国であり、沖合マグロ漁業の振興に力を入れていながらも、旧来の漁法から、漁獲時に暴れやスレによって魚体の鮮度が劣化、損傷、それにより値打ちが下がっています。本プロジェクトは、ほとんどの日本マグロ漁船に既に装備されている、ツナショッカーシステム(ツナショッカーを含むマグロの曳網漁法用の資機材)をベトナムに導入し、ビンディン省の天然鮮魚マグロ漁業を近代化、高度化、ベトナム漁業発展への貢献を目指すものです。

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  • 開催日 10月31日(土)
  • 場所 ビンディン省、クイニョン市、クイニョン港
  • ベトナム側式典参加者 サン国家主席、農業省のVu Van Tan 副大臣、及びビンディン省党書記長、人民委員長他、
  • 日本側式典参加者 実施機関である加藤均総合事務所、山田実業株式会社の関係者、JICA柿岡次長

本件に関する問い合わせ
JICAベトナム事務所
11 Fl., CornerStone building, 16 Phan Chu Trinh, Hanoi
Tel: (84-4) 3831 5005