NGO-JICAジャパンデスク(JICAプラザ) 3.ザンビアで活動する日本のNGO

難民を助ける会 AAR Japan (Association Aid and Relief, Japan)

団体名(日本語):特定非営利活動法人 難民を助ける会
Name(英語):AAR Japan(Association for Aid and Relief, Japan)
TEL/FAX:251199
Address:11/65(House #2)Nkanchibaya Rd, Rhodes Park, Lusaka
E-mail:aarzam@aarjapan.gr.jp
URL:http://www.aarjapan.gr.jp/
ザンビア活動開始時期:1984年

ザンビアでの活動趣旨・目的:

政治・思想・宗教に中立な立場の市民団体として、難民や困難な状況下にある人々の中でも、より弱い立場にあるひとを、長期的な視点をもって支援していくことを中心に考え、活動を行っています。

ザンビアでの主な活動内容:

難民を助ける会は1984年から西部州メヘバ難民定住地と首都ルサカに事務所を置き、医療・教育・農業などの各分野で難民支援を行ってきました。2002年のアンゴラにおける停戦を受けて、難民の母国帰還が順調に進み、2004年3月をもって、メヘバ難民定住地における20年の活動を終了しました。

一方で、活動を続ける20年余りの間に、ルサカ周辺でもHIV感染拡大の影響が顕在化し、感染者やエイズ遺児が増加してきました。そこで、現地団体の要請に基づき、2004年度からルサカを本拠としてVCT普及支援事業と子どもの就学支援を開始しました。

更に、2005年12月より、住民の積極的な参加のもと、予防啓発、VCT促進、HIV陽性者やエイズに影響を受けている人々へのケアを包括的に行うエイズ対策事業を実施しています。

事業分野:(1984〜2004年)難民支援 (2004年〜)HIV/AIDS
ザンビア実施地域:ルサカ州 Chilanga地区, Ng'ombeコンパウンド
ザンビアでのパートナー団体(NGO/CSOs):

本部

TEL/FAX:03-5423-4511 / 03-5423-4450
E-mail:info@aarjapan.gr.jp
住所:〒141-0021 東京都品川区上大崎2-12-2 ミズホビル5F
設立年:1979年
(日本の)NPO法人格の有無:
代表者:(会長)相馬 雪香 (理事長)柳瀬 房子
支部など:カンボジア・ラオス・ミャンマー・アフガニスタン・タジキスタン・アンゴラ・スーダン

団体からのメッセージ:

現在成人人口の6人に1人がHIVに感染しているザンビアでは、労働力の低下やエイズ遺児の増加など経済的、社会的に深刻な影響が出ています。その状況下で当会が現在実施しているエイズ対策活動は、エイズ遺児の就学を支援する活動や、人々の感染予防行動を促す活動、既に感染している人々への社会心理面での支援など多岐に渡っています。それぞれの活動に共通することは、「住民自らが主体となって計画し実行する」ことです。変化は急には表れませんが、人々の問題に立ち向かう力を信じて地道に活動を継続しています。

【写真】

チランガ地域におけるエイズ対策の様子。世界エイズデーのイベントの際に、横断幕を持って行進する学生。

【写真】

チランガ地域におけるエイズ対策の様子。エイズ対策クラブの学生たちが、自ら実施した問題分析を発表している。

【写真】

チランガ地域にて、HIVに感染している人々から成るグループと会議を行う当会駐在員。

【写真】

ンゴンベ地区における遺児の就学支援事業の様子。学用品を受け取り喜ぶ遺児たち。