国道一号線改修計画(第2期)

The Project for the Improvement of the National Road No.1

終了案件

国名
カンボジア
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
運輸交通
交換公文(E/N)署名
2006年6月~
供与額
47.46億円

プロジェクト紹介

カンボジアの国道1号線はプノンペンとベトナム国境バベットを結ぶ同国の最重要道路の一つですが、同道路のプノンペン~ネアックルン区間(約56キロメートル)はメコン河に平行して横たわる氾濫原に位置することから、損傷が著しい状況にありました。この協力(第2期)では、同区間の改修のうち、起点のプノンペンから13キロメートル地点までの区間を除く約43キロメートルの区間の道路改修を支援しました。これにより、走行性が改善され、同区間の通過所要時間が現行の約半分に短縮されたほか、道路の冠水防止など洪水に対する流下能力の向上に寄与しました。

協力地域地図

国道一号線改修計画(第2期)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 写真2の改修前の状況。幅員が狭い。 

  • プノンペンからベトナム国境に延びる国道一号線。改修事業では道路拡幅だけでなく、洪水時にも冠水しないよう道路の嵩上げを実施。 

  • 2000年の大洪水時には道路が冠水し交通が遮断された。 

  • 完成イメージ図。洪水時にも道路が冠水しないように改修事業では道路嵩上げを行った。 

  • 2010年1月5日に開催された竣工式の様子。 

  • 改修後の国道一号線。 

  • 改修前の状態との比較。 

  • 改修後の第2期区間の始点付近。 

  • 国道一号線はプノンペン‐ホーチミンを結ぶ国際幹線であり大型トラックの交通も多い。 

関連情報