国道一号線改修計画(第4期)
The Project for Improvement of the National Road No.1
実施中案件

- 国名
- カンボジア
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 運輸交通
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2014年1月~
- 供与額
- 15.85億円
プロジェクト紹介
内戦時代に大半の主要道路が損壊したカンボジアでは、1993年以降、日本をはじめとするドナーの援助によって幹線国道の復旧が徐々に進められています。首都とベトナム国境のバベットを結ぶ国道一号線は、ホーチミンに達するアジアハイウェイAH-1号線の一部を形成する最重要の国際幹線道路でありながら一部区間は損傷が著しく、時速約30キロメートル以上の走行も困難な状況です。日本はこれまで、アジア開発銀行などとも協調して、国道一号線のプノンペン〜ネアックルン区間約52キロメートルの道路改修を支援してきましたが、この協力(第4期)では、プノンペン都モニボン橋から4キロメートル地点までの道路改修・拡幅工事を実施します。これにより、メコン地域全体において物的・人的交流を促進する社会・経済活動の基軸となる道路として活用されることが期待されます。