地方分権下における小規模園芸農民組織強化・振興プロジェクト(SHEP PLUS)

Smallholder Horticulture Empowerment and Promotion Project for Local and Up-scaling(SHEP PLUS)

実施中案件

国名
ケニア
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2015年3月〜2020年3月

プロジェクト紹介

一人平均で0.5ヘクタールほどの圃場を持つとされるケニアの小規模農家は、農業生産の主な担い手であり、園芸作物(花卉、野菜、果物等)の8割は小規模農家によって生産されています。「作ってから売る」から「売るために作る」農業への転換を図るSHEPアプローチは、ケニアから始まり、研修を受けた小規模農家グループの園芸作物所得増という成果を確認してきました。SHEP PLUSでは、2013年の地方分権以後、農業行政の主体となる地方政府がSHEPアプローチを活用した農業普及を継続実施していくための支援をしています。ビジネスとしての農業推進と農家のやる気を引き出す普及手法がケニアで拡大していくことが期待されます。

事業評価

協力現場の写真

  • ベースライン調査:ケニア農業省職員が普及員とともに農家グループに帳簿の付け方を教えています。農家が農業から得られる収益について気づきを得る研修です。 

  • 市場調査:農家が自分で市場調査ができるよう、実際の市場で実習をします。初めは戸惑う農家もいますが、普及員のリードで売り子への聞き取りが自分でできるようになっていきます。 

  • 市場調査:売り子から聞き取った内容を、農家が調査シートに書き込んでいます。 

  • 市場調査:市場調査で収集した情報をもとに、グループで育てる作物を選定します。価格だけでなく、農家の栽培経験、収穫時期、販売条件などを比較し、グループが全員で合意できるかも大きなポイントです。 

  • 栽培カレンダー:個々人では生産量が少ない小規模農家が有利な価格で販売するには、出荷量が重要です。グループメンバーが同じ時期に出荷できるよう、栽培カレンダーを作ってタイミングを合わせます。農家グループに教える前に、まず普及員がその作り方について学びます。 

  • 技術研修:農家が選んだ作物を栽培するのに必要な技術を、まず普及員が学びます。この写真は農薬散布の正しい方法について学んでいるところです。普及員は、研修後、学んだ技術を農家に伝えます。 

  • 現地技術研修:普及員が農家に太陽光で土壌を消毒する方法を講義・実技で教えています。 

  • ジェンダー研修:家族経営が多いケニアの小規模農業では、家族内の協力が収入向上に役立ちます。研修では、農家グループのメンバーが、男女の役割や資産へのアクセスの違いについて実生活に基づく情報交換を行い、ジェンダーアクションプランを作成します。 

  • 対象農家グループの女性と彼女の農場。葉物野菜を収穫しています。 

  • 対象農家グループの男性がアマランサスの葉を出荷用に束ねています。 

関連情報