カイロ大学小児病院外来診療施設建設計画
The Project for Construction of Outpatient Facility at Cairo University Specialized Pediatric Hospital
実施中案件

- 国名
- エジプト
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 保健医療
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2015年12月~
- 供与額
- 15.60億円
プロジェクト紹介
エジプトでは母子保健を巡る状況は改善しているものの、5歳未満児死亡率、乳児死亡率と未だ改善が求められる状況です。カイロ大学小児病院(CUSPH)は、小児医療専門のトップレファラルの公的医療機関かつ教育機関として、貧困層に対する小児医療サービスの中核的役割を担ってきています。近年の急激な人口増加と都市部への集中による患者の増加に伴い、日本は無償資金協力により拡充・改修を行ってきていますが、建物の老朽化やスペース不足から、患者導線が複雑化し、外来診療サービスや病院業務効率の低下を招いています。この協力では、外来診療施設の建設と、X線撮影装置など医療機材の整備を支援し、同国の小児医療サービスの向上に寄与しました。