小規模農家の輸出農作物安全性向上プロジェクト

Project for Improving Safety of Agricultural Exports for Small-Scale Farmers

実施中案件

国名
パラグアイ
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2017年12月~2022年12月

プロジェクト紹介

パラグアイでは、農業従事者のうち約85パーセントが土地所有面積20ヘクタール未満の小規模農家で、主に収益性の低い伝統的作物の栽培に従事しています。1990年代に収益性の高いゴマ栽培が広がり始め、現在では小規模農家にとって重要な収入源となっています。同国産のゴマはその品質の高さから日本市場で高い評価を受け、2008年には対日最大輸出国となりましたが、2014年に残留農薬の問題が発生、また同時期に土壌病害により生産性や品質の低下、更にアフリカとの競合もあり、現在では国際競争力が低下しています。この協力では、パラグアイのアスンシオン首都圏と5県において、小規模農家による適切な農作物栽培及び農薬管理を行い、輸出前検査制度の改善を行います。これにより、輸出農作物の品質管理体制が生産から流通、輸出までのバリューチェーン全体で改善され、安全基準を満たした輸出農作物の生産量増加に寄与します。

協力地域地図

小規模農家の輸出農作物安全性向上プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ゴマの生育状況の確認 

  • 乾燥段階のゴマ 

  • SENAVE研究所(解析) 

  • ゴマの保管サンプルの確認 

  • ゴマ輸出業者との面談 

  • ゴマの花 

  • ゴマの集荷業者と 

プロジェクトニュース

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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