52. JICA海外協力隊(JOCV)との協働
JICA海外協力隊(※下記リンクご参照)の隊員として病院運営管理を担当する方、および、水・衛生分野を中心にコミュニティ開発を担当する方とともに、チャワマ地区において住民へのヒアリング調査を実施しました。調査にはローカルNGOであるChawama Youth ProjectおよびDziko Langaのザンビア人スタッフにも同行していただき、水や衛生に関わる住民の生活実態について理解を深めることを目的として実施しました。
調査では、家庭での水利用や衛生行動、廃棄物の処理方法などについて住民の方々に聞き取りを行いました。JOCVの方々は小児医療や病院の受診行動に精通していることから、住民との対話の中で、おむつの廃棄方法や子ども用の補助便座の使用状況など、これまでの水・衛生調査では十分に着目されてこなかった衛生行動についても質問がなされました。
これにより、子どもの排泄物の処理方法が環境中の微生物汚染に影響を及ぼす可能性について、新たな視点を得ることができました。異なる専門分野の知見を持つ関係者と協働して調査を行うことで、従来の調査では見落とされがちな生活習慣や衛生行動にも着目することができ、本プロジェクトの研究をより多角的に進めるうえで有益な機会となりました。
今後もこのような分野横断的な連携を通じて、現地の生活実態に即した水・衛生改善の取り組みにつなげたいと考えています。
杉山麻/京都大学大学院工学研究科修士課程1年
JICA海外協力隊
家庭からの廃棄物
子ども用の補助便座